IPU・環太平洋大学:こども発達学科 教育新聞
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未来の保育者を育てる革新的な取り組み2024年6.24実施2024年専門領域こども発達学科小崎 遼介 助教東岡山IPUこども園環太平洋大学今回、担当したのは保育内容健康/防災教育第1部第2部お楽しみコーナー保育者向け保育の質向上のための研修を実施6.27実施プール安全研修 5歳児クラスは6月末からプール活動が始まります。それに向けて、万が一の場合の事故対応訓練を行いました。 研修を担当する小﨑先生はライフセーバーの資格を持っており、その知識と経験を活かした実践的な研修になりました。 参加した学生からは、講義では学べないことがたくさん学べるという感想が多くあがりました。 『白雪姫』のオペレッタは、こども発達学科1年生が入学してからわずか3か月程の期間で、表現することの楽しさを学び、仲間との絆を深めながら、試行錯誤を繰り返して舞台づくりを進めてきた演目です。 歌・ダンス・演技・舞台美術、音響、照明など、非常に多くの要素が詰まったオペレッタを自分たちの力でつくりあげたことは、保育士・幼稚園教諭を目指す学生にとって、大きな成長を実感する貴重な機会となりました。 『みんなで楽しく、歌って!踊ろう!』と題されたお楽しみコーナーでは、演奏制作や音楽表現研究を行う髙﨑ゼミ・宮原ゼミの3年生が、手遊び・ペープサート・ダンスなどのプログラムで会場を盛り上げました。 東岡山IPUこども園と環太平洋大学の連携は授業だけではありません!大学教員が、東岡山IPUこども園の保育者向けに、保育の質向上のための研修を行っています。 参加した子どもたちも元気いっぱい声を出して楽しんでいる様子がステージからも窺えました。子ども達の元気に応えるように学生たちの気持ちは最高潮に達し、会場が一体となり、大盛況のうちに幕を閉じることができました。授業内容 保育原理(1年次)1年生から保育現場に通うことで、子どもの発達に関する実践的な学びだけでなく、保育者の関わりを実感することができます。 保育内容「健康」指導法(2年次)子どもと一緒に運動遊びを行い、健康的な生活習慣を促進する方法を学びます。運動遊びの企画・指導案作成・遊びの準備・実践全てを学生が行います。現場の保育者からのアドバイスやフィードバックをいただきながら、実践力を磨きます。 保育マネジメント(2年次〜4年次)徹底した保育観察により、保育の質に関する知見を深めます。より良い保育とは何かを追求することで、4年生大学ならではの学びを提供します。将来管理職を目指す力にも役立ちます。 乳児保育(3年次)乳児期の子どもとの関わり方を学びます。生涯の人格形成において重要な0歳〜1歳への援助の方法や環境構成について実践を通して学びます。 幼児心理学Ⅲ(4年生)幼児の心理発達を深く理解するための授業です。生き物と子どもの関わりなどの観察と連携し、理論を実践に生かす力を育てます。 専門的な保育内容の提案(4年生)4年生になると、各ゼミごとワクワクコンサートや、ニュージーランド保育体験といった、専門的な保育プログラムを行います。これにより、学生たちは自身の研究成果を実際の保育現場で試すことができます。東岡山IPUこども園との連携の魅力東岡山IPUこども園は、地域に根ざした保育施設として今年オープンしました。この施設との連携により、学生たちはリアルな保育現場での経験を積むことができます。1年生から4年生までの全ての学生が、週に1回必ずこども園で授業を行うことで、実践的なスキルを磨くことができます。7/13(土)岡山市北区の西川アイプラザ多目的ホールにて、こども発達学科主催の「第2回IPUキッズフェスタ」が開催されました。心肺蘇生・水遊び・熱中症対策をマスター!にはアシスタントとして学生も参加 応急処置・心肺蘇生法研修を実施しし、実践的な学びを体験しました。 ました。開園から3ヶ月の経緯を踏まえた保育現場に寄り添った内容や、これからの時期を見据えた水遊び・熱中症の予防・対策や、もしもの場合の心肺蘇生法研修を行いました。 担当する子どもの年齢ごとに実施し、それぞれの年齢に多い事故の特徴を踏まえ、予防と対策を学びます。研修2024年7月21日日曜日オペレッタ『白雪姫』『みんなで楽しく、 歌って!踊ろう!』次世代教育学部 こども発達学科音楽表現研究ゼミの学生がを魅了環太平洋大学 教育新聞

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