環太平洋大学スポーツ新聞:2025年第4号
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学生アナリスト学生トレーナー開発宮地優羽プロテインアンバサダー就任!鈴木葵生羽山温音サッカ ー男女ベスト5月5日〜12日にインド・アップラーザで開催された「アジアクラシック&エクイップパワーリフティング選手権」において、バーベルクラブ所属の鈴木豪さん(2年・東洋大学附属姫路高出身)がト・ベンチプレス・デッドリフトの3種目全てレーナーとして加わり、知識・技術を磨いている。現在は、柔道整復師とアスレティックトレーナー(AT)のダブル資格取得を目指し、GPSを活用した運動量管理や食事のサポートなどを幅広く担当。「選手の状態をベストに保ち、勝てるチームを支えたい」と語る鈴木さんは、トレーニングからリカバリー、食事管理まで日々のサポートに尽力し、チームの土台を築いている。において高いパフォーマンスを発揮し、トータル467・5㌔の挙上で優勝を果たした。中でも、ベンチプレスでは135㌔を成功させ、アジア学生新記録を樹立。競技人生においても大きな節目となる快挙を成し遂げた。今後の国内外でのさらなる飛躍が期待される。6−0の快勝を収め学生の「自分に合ったプロテインが欲しい」という声をきっかけに、体育会の監修で「IPUアスリートプロテイン」が開発された。無添加、Wプロテイン配合で、アレンジが自由にできることが特長だ。5月14日〜18日に高知・安芸市営球場、安芸市営補助グラウンド、INOUE東部スポーツパーク野球場で開催された「第11回全日本大学女子硬式野球選手権高知大会」において、女子硬式野球部が全国ベスト8に進出した。過去に春大会2度の優勝経験を持つIPUは、秋春連覇を目指して今大会に挑戦。予選リーグでは、最多優勝を誇る尚美学園大を6-4で下したほか、前回大会7月の試飲会では、ノーマル・ココア・抹茶の3種類のフレーバーが提供され、来場者へのアンケートでは83・1パーセントが「おいしい」と回答。販売日は未定だが、学内での先行販売を予定している。の決勝で戦った福井工業大も8−3で破り、1位通過を果たした。しかし、準々決勝では、今大会で初優勝を遂げた仙台大に0−1で惜敗。投手・佐藤美咲さん(3年・秀岳館高出身)の粘投で相手打線を抑え、岡田梨花さん(3年・クラーク記念国際高出身)、丸山詩緒さん(4年・秀岳館高出身)の勝負強い打撃などで好機を作るも、あと一打が出ず涙をのんだ。今後の勝利に期待したい。IPU剣道部が、男女ともに全国大会で健闘を見せた。7月5日〜6日に東京・日本武道館で開催された「第手権大会」では、井上響喜さん(2年・島根県立横田高出身)がベスト32入り。準優勝選手に敗れたものの、成長が光る試合内容だった。8月31日に行われる中四国学生剣道優勝大会(団体戦)での王座奪還を目指す。試合データの分析と対策に情熱を注ぐ学生スタッフがいる。トップチームのヘッドコーチであり、学生アナリスト兼テクニカルスタッフとして活躍する羽山温音さん(4年・崇徳高出身)だ。普段の業務全てがチームの力につながると信じ、どんな作業にも全力で向き合う。当初、GKとしてIPUサッカー部に入部した羽山さん。分析を始めたきっかけは、1年次の「天皇杯」初戦前夜に相手チームの動画を見たことだった。おもしろいセットプレーをすることに気付き、チームに動画を共有し華さん(3年・八代白女子剣道百合学園高出身)は2部は、5月大会連続の優秀選手賞に輝いた。準々決勝で岡・久留米は鹿屋体育大に惜敗しアリーナでたが、代表戦での勝利行われたや粘り強い攻めが随所「第40回西に見られた。日本女子学また、7月5日〜6生剣道大日に武道館で開催され会」においた「第59回全日本女子て、団体戦学生剣道選手権大会」でベスト8には6名が出場し、千入り(敢闘代谷さんがベスト32に賞)を果た進出。東西対抗戦でもした。主将西軍副将として出場し、の千代谷晴優秀選手賞を受賞した。対策したことで、見事初戦を突破。自身の準備がチームの力になることに手応えを感じ、徐々にアナリストの奥深さにのめり込んでいった。                   今年度の新体制発足にあたり、羽山さんは「学生主体でチームの運営をさせてほしい」と監督に直談判。ミーティング回数を増やし、これまで以上にメンバーとコミュニケーションを取るようにした。また、練習メニューの作成や、試合スケジュールの管理なども、他の学生スタッフと連携して担当。チームの総合力が底上げされ、公式戦は現時点で無敗が続指導陣は「堂々とした試合ができたことは誇り」と振り返る。全国舞台でのさらなる活躍が期待される。いている。将来はプロのテクニカルスタッフとして、Jリーグや海外を目指す。「挑戦すれば、道は開ける」と語る羽山さんの歩みは、確実に次のステージへとつながっている。ピッチで選手と一緒に走り、リカバリーメニューをリードする姿が印象的な人物がいる。IPUサッカー部で初となる女性フィジカルトレーナー、鈴木葵生さん(3年・神戸弘陵学園高出身)だ。中学では岡山湯郷Belle U-ではサッカー強豪校に進学し、選手としても活躍した経歴を持っている鈴木さん。地元でトレーナーの道を志し、IPUへ進学した。男子サッカー部に学生ト同クラブに所属し、ビキニフィットネス世界大会で6位入賞を果たすなど、国内外で実績を重ねてきた宮地優羽さん(4年・英明高出身)は、フィットネスブランド「X-PLOSION(エクスプロージョン)」のアンバサ7月5日〜6日、広島経済大学のグラウンドで「2025年度(第選手権」の準決勝・決勝が開催され、IPUが2年連続・通算9度目の優勝を果たした。準決勝の相手は広島経済大学。前半に失点を喫する苦しい展開だったが、後半に途中出場した尾﨑輝さん(4年・滋賀県立伊吹高出身)が同点弾を決めた。さらに、延長前半には勝ち越し点も挙げ、2−1で激戦を制した。決勝では福山大学と対戦。前日の準決勝でダーに就任した。真□な競技姿勢やストイックな取り組みがブランドとマッチし、今回の抜□につながった。おすすめは濃いチョコ味や抹茶味のプロテイン。宮地さんは「甘党の方にもおすすめです」と笑顔で語った。延長戦まで戦い抜いた両校だったが、IPUは疲労を感じさせず、前半から怒涛の攻めで5得点、後半にも加点した。試合に出場した選手たちの奮闘に加え、サポートメンバーや学生スタッフを含めた全員の力が結集し、学生主体のチームとして価値ある全国切符をつかんだ。準決勝で2得点を決めた尾﨑さんは「天皇杯で負けた悔しさを力に変えた。全国行きにゴールで貢献できてうれしい」と笑顔を見せた。( 2 )【剣道】全日本選手権 選手だけがスポーツの主役ではない。IPUサッカー部には、アナリスト、メディカルトレーナー、フィジカルトレーナー、キットマネージャー、GKコーチ、さらにはレフリーなど、専門性を備えた学生スタッフが数多く所属し、クラブを支えている。運営主体である学生が、将来を見据えた実践の場において、チームの一員として力を発揮できるこの体制こそ、IPUならではの強みだ。今回は2名の学生スタッフについて紹介する。〈女子柔道部〉①第40回皇后盃全日本女子柔道選手権大会:第3位/石岡来望②4月20日①2025年度全日本学生柔道優勝大会:優勝②6月28日〈女子硬式野球部〉①第11回全日本大学女子硬式野球選手権大会:ベスト8②5月14日〜18日〈陸上競技部〉①第94回日本学生陸上競技対校選手権大会: 男子総合7位、男子トラック8位、男子フィールド8位 男子100m:6位/山崎一沙 男子200m:優勝/大橋明翔 男子4×100mR:4位/村岡裕斗・金川大和・池下航和・山崎一沙 男子800m:4位/前田陽向 女子800m:7位/平野里歩 女子三段跳:5位/三橋小桜 男子砲丸投:3位/泊瑶平 男子ハンマー投:準優勝/坂梨航琉②6月5日〜8日①第109回日本陸上競技選手権大会: 女子800m:7位/平野里歩 男子ハンマー投げ:7位/坂梨航琉 男子4×100mR:4位/村岡裕斗・金川大和・池下航和・山崎一沙②7月4日〜6日、7月12日・13日〈ダンス部〉①8th Ocean Cheerleading Championship City Cheerleading Invitational Competition in TAIWAN:アーバンチアダンスダブルスシニア部門:優勝/(日本代表)泉凜空・森野留奈ペア②4月3日①第38回こうべ全国洋舞コンクール:入賞(敢闘賞)/泉凜空「仮面」②5月5日①2025日本学生陸上競技個人選手権大会: 男子1500m:優勝/前田陽向 男子800m:3位/前田陽向 女子1500m:準優勝/正司瑠奈 男子ハンマー投:準優勝/坂梨航琉 男子砲丸投:4位/泊瑶平 女子三段跳:6位/三橋小桜②4月25日〜27日①第109回日本陸上競技選手権大会:②7月4日〜6日、7月12日・13日 女子三段跳:16位/三橋小桜 女子ハンマー投げ:17位/西崎愛海 男子砲丸投:11位/泊揺平〈サッカー部〉①2025年度(第49回)中国大学サッカー選手権:優勝②6月22日〜7月6日〈ラグビー部〉①関西大学ラグビー春季トーナメント:11位②5月11日〜6月22日〈女子バスケットボール部〉①第51回中国大学バスケットボール選手権春季優勝大会:優勝②5月3日〜6日①第3回全日本大学バスケットボール新人戦中国地区予選会:準優勝②5月10日〜25日①第3回全日本大学バスケットボール新人戦:出場②7月5日〜9日 〈男子バスケットボール部〉①第51回 中国大学バスケットボール選手権春季優勝大会:優勝②5月3日〜6日①第3回全日本大学バスケットボール新人戦中国地区予選会:優勝②5月10日〜25日①第75回西日本学生バスケットボール選手権大会:ベスト32②6月1日〜8日①第3回全日本大学バスケットボール新人戦:出場②7月5日〜9日〈女子ハンドボール部〉①中四国学生ハンドボール選手権春季リーグ戦:優勝②4月27日〜5月1日〈男子ハンドボール部〉①男子第64回中四国学生ハンドボール選手権春季リーグ戦: 優勝②5月2日〜6日〈女子バレーボール部〉①第101回中国大学バレーボール春季リーグ戦:準優勝②4月19日〜5月11日①第69回中国四国学生バレーボール選手権大会:準優勝②5月24日・25日①第51回西日本バレーボール大学女子選手権大会:ベスト16②6月26日〜29日〈女子剣道部〉①第57回中四国女子学生剣道選手権大会: 優勝/千代谷晴華、準優勝/夏井彩綺、3位/松村彩未、3位/西希月、 ベスト8/徳永明花、濱﨑理子②5月18日①第40回西日本女子学生剣道大会:ベスト8(敢闘賞)   優秀選手賞/千代谷晴華②5月24日・25日①第59回全日本女子学生剣道選手権大会(個人戦): ベスト32/千代谷晴華 ほか5名出場②7月4日〜6日①第19回全日本女子学生剣道東西対抗試合   出場者:夏井彩綺、千代谷晴華②7月4日〜6日〈男子剣道部〉①第72回中四国学生剣道選手権大会:優勝/井上響喜、 準優勝/藤井京太、3位/酒井稜真②5月18日①第70回西日本学生剣道大会:ベスト16②5月24日・25日①第73回全日本剣道選手権大会: ベスト32/井上 響喜 ほか3名出場②7月4日〜6日①第72回全日本学生剣道東西対抗試合 出場者:井上響喜、藤井京太②7月4日〜6日〈ダンス部〉①第25回中国・四国チアリーディング選手権大会: チアダンス団体部門:総合優勝 チアダンスダブルス部門:優勝/荻野璃純・西内真白ペア アーバンチアダンスダブルス部門:優勝/波田地陸人・倉本あかりペア②7月13日 〈チアリーディング部〉①第25回中国・四国チアリーディング選手権大会: 自由演技競技Division.1大学部門:優勝②7月13日丸山さん商品例:同ブランドは多様な商品を展開する© 2025 X-PLOSION All Rights Reserved.鈴木さん(中央)尾﨑さん〈女子柔道部〉①2025年アジア柔道選手権大会:団体優勝/椋木美希②4月20日①2025年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会岡山県予選会 -48kg級:優勝/牧園羽菜 -52kg級:優勝/内野里音、準優勝/魚見楓花、第3位/村松舞琳 -57kg級:優勝/山下明純、準優勝/松浦心香、第3位/古谷仁美 -63kg級:優勝/平原萌楓、準優勝/山下瑠璃、第3位/吉田璃子 -70kg級:優勝/谷田美智、準優勝/小野友歌、第3位/濵本さくら -78kg級:優勝/大前暖佳、準優勝/西田智里 +78kg超級:第3位/鈴尾瑠衣②5月6日①中国四国学生柔道優勝大会:優勝②5月17日・18日〈男子硬式野球部〉①中国六大学春季リーグ戦:4位②4月5日〜5月19日①第39回中国地区大学野球新人戦:優勝②6月27日〜29日〈女子硬式野球部〉①第18回子規記念杯西日本女子硬式野球フェスタ:優勝②5月3日〜5日〈男子ソフトボール部〉①天皇盃第71回全日本総合男子選手権岡山県予選:優勝②4月26日・27日①第60回全日本 兼 第57回西日本大学男子ソフトボール選手権大会  中国地区予選会:優勝②5月17日・18日①第79回国民スポーツ大会岡山県予選:準優勝②6月7日・8日①第71回全日本総合男子選手権中国予選会:優勝②6月28日・29日〈女子ソフトボール部〉①第77 回全日本総合女子ソフトボール選手権大会岡山県予選会:優勝②4月26日・27日①第60回全日本 兼 第57回西日本大学女子ソフトボール選手権大会  中国地区予選会:優勝②5月17日・18日〈陸上競技部〉59㌔級に出場。スクワッ49回)中国大学サッカー73回全日本学生剣道選24日に福15、高校②大会期間●その他4〜7月の大会結果 ①大会名:結果 全国大会 ベスト8以上環太平洋大学スポーツ新聞ベンチプレス   kg!アジア学生新記録更新バーベルクラブオリジナルプロテイン女子硬式野球部全日本ベスト135チームを支えたチームを支えたチームを支えた影の立役者たち影の立役者たち影の立役者たちゴールラッシュ!2年連続優勝ゴールラッシュ!2年連続優勝ゴールラッシュ!2年連続優勝

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