IPU・環太平洋大学

追悼 古賀稔彦総監督

追悼 古賀稔彦総監督

古賀稔彦総監督への思いや気持ち

いただいたメッセージのいくつかをここにご紹介します。

古賀先生の訃報には大変驚き、大きなショックを受けました。

練習で後輩に投げられた後に、少し意地悪そうな笑顔で近づいてくる古賀先生の姿を思い出します。

うまくいかない時など、スッと近づいてきて「まみ、こういう組手はどう?」「この技がいいんじゃない?」といろんな角度からアドバイスをしてくれました。そして、たまにちょっと冗談を言って笑わせてくれる。勝負師としても、指導者としても選手にとって何がベストかを考えたくさんのサポートをしていただきました。

大学3年時に初出場した世界選手権では、初舞台で何もわからない私に、付きっきりで試合前後のケア、また一戦一戦どういう風に戦えば私の強みが発揮できるか、教えてくださりました。

おかげで金メダルを獲得することができました。初めての世界一、とても嬉しかったと同時に、柔道スタイルから猛牛というあだ名をつけられて、また古賀先生の勝負師としての凄さを身をもって感じて少し悔しかったです。笑

リオオリンピックでは初戦敗退と悔しい思いをしました。負けることも多かった私ですが、「全てが教訓」「前を向いていこう!」「またまだこれから!」と、古賀先生のポジティブな言葉に救われました。

社会人になってからも大学に出稽古に行った際や、試合前に必ずアドバイスをくれました。「真美なら大丈夫!」強気で、私の事を信じてくれているメッセージがとても心強かったです。

沢山ご指導いただいた事は、私の中で大きな財産です。

そして今回、6月にハンガリーで行われる世界選手権大会に78kg級代表として出場します。

初出場した時の気持ちを忘れず、挑戦者として、猛牛として、梅木真美の強さを十分に発揮し金メダル獲得に向け頑張ります!

古賀先生、リオオリンピックで味わった悔しさ、次に繋げていきますよ!

私のこと信じて、あの少し意地悪そうな笑顔で見ててくださいね!

本当にありがとうございました。

心よりご冥福をお祈りします。

ALSOK 梅木 真美

この度はお悔やみ申し上げます。

生前、古賀先生から

"柔道を楽しむ自分で戦う"という言葉をもらいました。

どんな場面であれ、どんな状況であれ、

自分がやってきたことを信じて、且つそれを楽しみながらこれからも戦おうと思います。

また今回、6月にブタペストで行われる世界選手権の補欠に選ばれました。

出番が回ってきたらいつでも出場できるように最善の準備をしておこうと思います。

しかし、次は補欠ではなく代表として選ばれるように柔道を楽しむ自分で戦い抜いてその座を勝ち取ろうと思います。そして、世界選手権に出場した暁には金メダルをとって古賀先生に恩返ししたいと思います。

古賀稔彦は今でも私の中で生き続けています。

JR東日本 63kg級 土井 雅子

柔道をはじめてから20年経過しましたが、今思うと8年もの間、古賀先生に指導して頂いていました。まだまだ子供で未完成であった私に柔道の心や古賀先生の本物の技術、そして逞しく生きる考え方を築きあげてもらいました。まだまだ、いまの人間力では到底先生に追いつけませんが、引退すまでには古賀稔彦が師匠ですと胸を張っていえる様に、夢を実現するまで鍛錬を続けていきます。今後どのような試練が訪れようとも古賀先生が空の上から見守ってくれていると信じ、先生から学んだすべてを励みとして乗り越えます。

先生、どうか安らかにお休みください。

今は深く悲しいですが先生の笑顔を思い出しながらしっかり頑張ります。

先生ありがとうございました。

なお、この度、全日本柔道連盟より世界選手権大会の補欠に初めて選出していただきました。

7年間大変お世話になった環太平洋大学や現在所属する岡山県警察の方々には特段のご配慮をしてもらい練習も継続させて頂いておりますので、感謝の気持ちで一杯です。

今回は補欠のため、試合に出場できるかは分かりませんが、いつ出場しても恩返しとして金メダルを獲得できるように今まで以上の覚悟と自覚を持ち取り組んでいきます。

岡山県警察 小倉 葵