IPUスポーツ科学センターが、これまでの成果を基に、中学生・高校生・大学生・保護者・指導者を対象に「女性アスリート相談窓口」を開設します。
IPUスポーツ科学センターでは、女性アスリートに必要な知識の習得と実践の機会を設け、自己管理能力を高めていくことを目的とし、2019年4月より女性アスリート支援プロジェクトを開始。2020年には、全7回の講義・演習および動画配信を行い、学内の女性アスリートのべ1256名(参加者693名+アンケート調査503名+体組成測定60名)を多面的に支援しました。アンケートの結果、効果が確認されましたので広く社会に還元することが決まりました。
<必要性>
女性アスリートがコンディションを崩さず競技パフォーマンスを発揮するためには、まずは、月経周期など女性のからだの仕組みや女性スポーツ医・科学に関する知識を身につけ、心身のコンディションを把握し、良好な状態を作る必要があります。これらの知識は、選手はもちろん、保護者、指導者が理解しておくことが重要です。
特に身体の成長が著しい発育期は、トレーニング内容や身体のケアについて考えることは大切であり、ライフステージを見据えた長期的な視点が重要です。また、現在、日本のスポーツ界では違法行為や一般社会のコンプライアンス違反とされるような事案(セクハラやパワハラ、ドーピング、間違った風習など)が多く発生しています。しかしながら、それらの知識もさることながら、相談することもままならない状況が見受けられます。
皆さまのお悩み、ご相談お待ちしております。是非、お気軽にご相談ください。
問い合わせ先
TEL:086-201-3080 (火・水・金の9時~16時) 前川 真姫:体育学科 准教授
Mail:【✉お問い合わせはこちら】
※お問い合わせいただいた内容につきましては、
IPUスポーツ科学センターHP https://iss-ipu.jp/
<相談内容>
①月経などの生理的な事項
②心理面に関する事項
③栄養面に関する事項
④トレーニングに関する事項
⑤その他
【対応可能な先生方(女性)の専門分野】
1.スポーツ生理学分野
2.スポーツ心理学分野
3.スポーツ社会学分野
4.社会心理学分野
5.スポーツバイオメカニクス分野
6.柔道整復学分野
7.スポーツ美学分野
8.舞踊教育学分野
9.スポーツ栄養学分野
10.女子ハンドボール競技
11.ダンス
12.女子柔道
13.インラインスケート
14.女子ソフトボール
15.女子バレーボール
16.女子陸上競技
その他 外部 協力(歯科、婦人科など)