IPU・環太平洋大学

お知らせ

【教員免許更新講習】「子ども一人ひとりの個性に寄り添う“子ども中心の保育”」

 

8月18日~21日の4日間、幼稚園・小学校・中学校・高等学校の先生を対象とした教員免許更新講習を開催しました。

 

幼稚園校種を対象とした講習では、本学次世代教育学部こども発達学科特任教授の内田伸子先生(お茶の水女子大学 名誉教授)による「発達心理学から考えるこどもが輝く保育内容」をテーマとした講義が行われました。

 

こちらは、講義をご担当いただいた内田伸子先生からのメッセージです。

 

頭の良さはIQ(知能偏差値)であらわされることが多いですね。

しかしIQは将来の学歴や年収を予測するかを調べた研究によると、ほとんどが否定的なのです。人が生きていく上で必要なのは、非認知能力(レジリエンス)です。非認知能力とは人が直面する困難にうまく対処し、乗り切る力を指しています。非認知能力は幼児期の生活や遊びを通して育まれます。幼児にとっての「遊び」とは「自発的な活動」であり、こころ・あたま・からだが活き活きと連携しながら非認知能力が育まれていくのです。大人(保育者)は子どもが夢中になって遊べるような環境づくりを工夫し、子ども一人ひとりに寄り添いながら、子どもが困っているときに援助やことばかけをしてあげることが大切です。

このような保育力を身につけるため、こども発達学科では保育専門科目(発達心理学や教育心理学、脳科学、子ども文化論、造形や絵本制作や伝承遊びなど)について理論と実習をくみあわせて学んでいきます。

教員一同、学生たちに最先端科学の知識を伝えるとともに、学び方や探究の仕方についても修得する「アクティブ・ラーニング(脳働楽習)」に取り組んでいただきます。4年後には高い専門性を身につけた保育者を育てたいと願っています。