IPU・環太平洋大学

お知らせ

「プロジェクト・ゼロ」特別回として、対話型アート鑑賞会を実施しました

 

 

現代経営学科で開講している「プロジェクト・ゼロ」は、現実の社会で直面する正解のない様々な課題に対し、チームでディスカッションを重ね、解決方法を合意形成していく、ことを体験する授業です。これを通じて、課題を発見する力、柔軟に発想する力、他者と対話する力を高めていきます。

 

第10回は「岡山芸術交流2022」特別回として、一般社団法人「みるを楽しむ!アートナビ岡山(以下、みるナビ)」の片山眞理様、金万純子様、山田真理子様、宗友真里様、岡山芸術交流実行委員会事務局(岡山市文化振興課)の佐藤宣之様、三ケ田匠吾様をお迎えし、岡山大学の学生さんも交えて、対話型アート鑑賞会を実施しました。

 

みるナビの方々がナビゲーターとなり、「何を言ってもいい」という安心の場で、自分の目や心で捉えたことを言葉にしました。学生たちは「みんな違ってみんないい」を体感し、「そんな観方もあったか!」と大いに刺激を受けたようです。

 

感想をいくつかご紹介いたします。

 

〇小中学生の頃、地元にあるブリヂストンの美術館を鑑賞する機会がありましたが、私は友達と関係ない話をしながらただ回っていた記憶があります。美術作品は自分たちのような一般人にはわからないと思い込んでいたからだと、今では思います。だから、この授業が始まる前まで、私は乗り気ではありませんでした。しかし、いざ対話型アート鑑賞を体験してみると、美術に正解は無いとナビゲーターの方が色々な意見を歓迎してくれたため、自己をさらけ出し、思ったまま感じたままを表現することが出来ました。

 

〇驚くことに、見ている絵が同じなのにみんな見え方が全く違っていました。例えば、自分が「人みたいだな」と思った絵を、他の人は「動物だよ」「植物だよ」と捉えていました。さらに見ていくうちに自分の中でもどんどん考えが変化していきました。それが、とても面白かったです。

 

〇特に印象に残ったのは、夜中の電話ボックスと電柱、そして、その前に多種多様な生き物が並んでいる絵です。自分は「全体的に暗くはあるが、電柱が『希望』   を示しており、新しいことに挑戦するようなワクワクを表現している」と感じました。他の人からは「キリンだけがみんなと逆の方を向いている。電話ボックスに首が入らず落ち込んでいる。」という感想がありました。それを聞いた瞬間、こういう考えがあったのかと、ハッとしました。

 

〇頭を使いました。普段こんなに頭を使うことがあまりないので、すごく刺激されました。

 

〇今回は、グループの中に岡山大学の人もいて、一緒に授業に取り組みました。初対面なのにしっかり相手の目を見て話したり、相手が発言したことに対してしっかり考えて質問をしたりもしていました。すごくコミュニケーション能力が高いなと思いました。

 

〇自分は昔から、前に出て発表したり、思ったことを発言したりするのが苦手でした。しかし、この授業を通して、自分の意見を周りに聞いてもらったり、他の人の意見を聞いて自分に取り入れたりすることの大切さを知ることができました。今後に生かしていきたいです。本当に履修してよかったなと思いました。

 

担担当教員:鈴木真理子(現代経営学科 特任教授)