シンギュラリティについて

 「シンギュラリティ」という言葉を聞いたことがありますか?
英語では“singularity”ですが、日本語では「技術的特異点」と訳されています。
“特異点”とは、その部分が周囲と大きく異なるとか、あるいは、その時の状況がこれまでと大きく異なることを意味します。つまり、大きな曲がり角(変換点)のことです。
米国のレイ・カーツワイル(Ray Kurzweil)博士が 「2045年にAI(人工知能)が人類全体の能を超える」と唱えていて、このタイミングのことをシンギュラリティと呼ぶことが多くなりました。元々は、米国の数学者ヴァーナー・ヴィンジ(Vernor Steffen Vinge)博士が最初に広めた考えで、最近になってカーツワイル博士が提唱しています。