フォントのはなし

Wordで入力した文字はデザインなどを変えられますね。「明朝体」や「ゴシック体」がよく知られています。このような、すべての文字に一貫したデザインを施したものを「書体」と言い、ある書体を表現するために一そろいの活字を用意したものを「フォント」と呼びます。
Wordなどで文字のデザインを変える際は「フォントを変える」と言い、まとまった文章を同じ書体で統一して見やすくする効果があります。
紙に印刷した形で書籍を出版する時代はそう多くの書体はありませんでしたが、コンピュータが印刷を担うことになって以来様々な書体が使えるようになりました。Wordのメニューから書体の一覧を表示すれば多くの種類を確認できますが、世の中にはこのリストに出てこない書体が多数出回っています。

さて、文字にデザインを施すという発想はだれのものだと思いますか?

iPhoneやiPadなどで有名な米国のApple社を創業したスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)だと言われています。
Wikipediaグルジアのカリグラフィー彼はリード・カレッジ(Reed College)という大学に進学したものの、必修の授業に興味が持てず、親が苦労して貯めたお金で大学に通うことに疑問をいだいて半年で退学してしまいました。退学して取るべき授業というものがなくなった彼は、興味ある授業を“もぐり”で受けていたようです。
あるとき「カリグラフィー(calligraphy)」という授業にもぐりこんだ際に「文字にデザインを施す」ということに大きな関心を寄せたとのことです。当時、大学のキャンパスでは、ポスターや棚のラベルが手書きの美しいカリグラフィーで彩られていたそうです。カリグラフィーという技法は昔からあったもので、本の表紙やメモリアル・カードなどを飾るデザイン手法です。
彼は退学後もしばらく「もぐり学生」としてキャンパス内を“放浪”し、大学を去って10年後の1984年にApple社からMacintoshというパソコンを世に出しました。このとき、カリグラフィーから着想を得た「フォント」という機能をパソコンに搭載することが彼にとっての最重要要件のひとつだったのです。
で入力した文字はデザインなどを変えられますね。「明朝体」や「ゴシック体」がよく知られています。このような、すべての文字に一貫したデザインを施したものを「書体」と言い、ある書体を表現するために一そろいの活字を用意したものを「フォント」と呼びます。Wordなどで文字のデザインを変える際は「フォントを変える」と言い、まとまった文章を同じ書体で統一して見やすくする効果があります。
紙に印刷した形で書籍を出版する時代はそう多くの書体はありませんでしたが、コンピュータが印刷を担うことになって以来様々な書体が使えるようになりました。Wordのメニューから書体の一覧を表示すれば多くの種類を確認できますが、世の中にはこのリストに出てこない書体が多数出回っています。

さて、文字にデザインを施すという発想はだれのものだと思いますか?

iPhoneやiPadなどで有名な米国のApple社を創業したスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)だと言われています。
彼はリード・カレッジ(Reed College)という大学に進学したものの、必修の授業に興味が持てず、親が苦労して貯めたお金で大学に通うことに疑問をいだいて半年で退学してしまいました。退学して取るべき授業というものがなくなった彼は、興味ある授業を“もぐり”で受けていたようです。
Wikipedia「初代 Macintosh」のMacintosh 128K(1984年-)あるとき「カリグラフィー(calligraphy)」という授業にもぐりこんだ際に「文字にデザインを施す」ということに大きな関心を寄せたとのことです。当時、大学のキャンパスでは、ポスターや棚のラベルが手書きの美しいカリグラフィーで彩られていたそうです。カリグラフィーという技法は昔からあったもので、本の表紙やメモリアル・カードなどを飾るデザイン手法です。
彼は退学後もしばらく「もぐり学生」としてキャンパス内を“放浪”し、大学を去って10年後の1984年にApple社からMacintoshというパソコンを世に出しました。このとき、カリグラフィーから着想を得た「フォント」という機能をパソコンに搭載することが彼にとっての最重要要件のひとつだったのです。