GAS

ここで、お話をするGAS(ガス)とは、Google Apps Scriptの頭文字をとってGASと呼んでいるものです。
今回は色々な単語が出てきますがまずは、スクリプトの説明から、これもICT用語ではプログラムすなわち
作業の手順を書く文章を指します。スクリプト言語とは、プログラム言語の一種となります。
ところで、コンピュータプログラムを実行するのですが、人とコンピュータの間には仲介するものが必要です。言語の翻訳みたいなものですが、インタープリタというものがコンピュータの中にいて文書を読んで作業を行っていきます。
ちなみに1行ずつ翻訳して作業しないで、まとめて翻訳して作業することをコンパイルと言いコンパイラが行います。
著者が学生だった40年前は、インタプリタはまどろこしくって「コンピュータに楽をさせる」今では考えられないけど高精度の平均をより早く計算させることを頑張っていました。
コンピュータに近づきたくて、マシン語で書いてコンパイルしてという作業をしてました。アルファベットと数字がならんだとこに線を引いていくのが、なんかかっこ良かっただけです。

ICT用語で呼ぶところのコードも元々はこのアルファベットと数字の事。今では、拡大解釈をして、スクリプトで書かれているもののソースコードと読んだりしています。
最近耳にすることが増えてきたノーコードとは飛び越してスクリプトさえ必要ないものをいいます。

やっと本題のGASに入りますが、クラウド上にあってGoogleの様々なアプリケーションと連携して作業をさせることができるスクリプトです。

例えば、Googleフォームで、情報を集めて、Googleスプレッドシートに書き出して、クラウドの中のデータベースと照合して、その結果をメールで知らせたり、定期的に(カレンダーやタイマーを使って)メールでフォームのアドレスを送って情報収集を繰り返したりできます。

VBA(Visual Basic for Applications)は、大学の授業で習った人もいると思います。ビジュアルべーシックという入出力(インプット・アウトプット)をビジュアル的に分かりやすくしたスクリプトで、プログラミングするものです。マイクロソフト社の製品でMSオフィスト連携して使えるものです。例えばExcelの入力や結果の出力をVBAを使うことで分かり易くします。

VBAで作ったスクリプトが、Excelのファイルと共に保存されるのに対して、GASは、「*.gs」という形でクラウド上(例えばgoogleドライブ)にあってクラウド上で作業します。

 

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