キロキロと、ヘクトデカけたメートルがデシに追われてセンチミリミリ

著者は小学校校のだから半世紀位前のお話。「キロキロと、ヘクトデカけたメートルがデシに追われてセンチミリミリ」こんな呪文めいたものを丸覚えしていた。小学校や中学校で覚えた呪文は、今も忘れないから不思議だ。
k h da (m) d c m
これを覚えるだけの呪文で、実は長い間、接頭語だと覚えていました。正しくは「接頭辞」小学校の時に接頭辞なるものを教えてもらった記憶が無いので、どうなんだろうと思い今回ネット検索してみると接頭語ともいうという記載もありました。大学生になってからは単位の前につけるので、「プレフィックス」と言ってましたし、会話の中でも使います。
ではプレフィックスについて、説明します。呪文はメートルという単位につけるプレフィックスで
1km = 1000m
1hm = 100m
1dam = 10m
1m = 1m
1dm = 0.1m
1cm = 0.01m
1mm =0.001m
10mmが、1cmで、100cmが1mで、1000mが1㎞という接頭辞が飛び飛びになっているのが不思議だって人いませんか?10倍毎にあるのですが、長さmでは使われなかったりします。
よく耳にするところでは、気圧の単位ではhpa(ヘクトパスカル)であったり、音の大きさの単位db(デシベル)くらいでしょうか。デカは、そのまま10という意味なんですが、あまり使われていません。

ところで、メガもプレフィックスで、1000k = 1M です。昭和の時代は、大きなものにメガトンパンチとか、メガバンク、メガシティのような言い方をしてたものです。
通信量でよく使われるギガもプレフィックスで、1000M = 1G です。令和の時代は、通信量の事をギガと読んだり、ICTを活用した学校をギガスクールと呼んでいます。

1T(テラ) 1,000,000,000,000 10 exp 12
1G(ギガ) 1,000,000,000 10 exp 9
1M(メガ) 1,000,000 10 exp 6
1k(キロ) 1,000 10 exp 3
1 1 10 exp 0
1m(ミリ) 0.001 10 exp -3
1μ(マイクロ) 0.00 0001 10 exp -6
1n(ナノ) 0.00 0001 10 exp -9
1p(ピコ) 0.00 000 0001 10 exp -12

※10 expは、10何乗を表し、例えば10 exp 9は、10の9乗の事で、ゼロが9コ付くことを表しています。