岡山県立瀬戸南高等学校連携活動(2021年)

プログラミング特別講座
於:IPU フィロソフィアPC自習室

IPU次世代情報センターは、本学で取り組む地域連携活動の一環として、近隣の岡山県立瀬戸南高等学校の生活デザイン科3 年生 課題研究情報ビジネス選択者21名にプログラミングの特別講座を開催いたしました。

第1回 10 月   4 日(月) 13:05~14:35 (講師:木戸)

プログラム、ICT の社会での利用ついてと、VBA を使ってのプログラミング実践
【1. 実社会でのICT活用の事例紹介】では、バスと信号機の話など身近なICTの話題に生徒たちは、強い関心を示していました。実社会の様々な分野にICTが活用されていることに興味深く聞き入り新たな学びができた様子でした。
【2. 情報検索】では、「最新の日本の人口や、西暦1900年の日本の人口などの検索に本学コンピューター室のPCとインターネットを使い挑戦しました。
また、AND検索や除外、完全一致などの検索技術も学びました。
【3. 情報セキュリティ】では、信ぴょう性のあるサイトとは何かからここでは、公開できないような自分を守るために必要なことまでに話は及びました。
最後に学校で使用しているExcelの機能VBA(ビジュアル・ベーシック・フォー・アプリケーションズ)を使ってプログラムは、いかに身近なものかを体験もしました。
以下は参加生徒の感想を(株)ユーザーローカルが提供するAIテキストマイニングで、解析すると以下のようになった。


感想からも様々な分野にICTが関わっていることを知れたこと。情報検索について知ることができたことへの反響が大きかったことがわかる。

第2回 10 月 18 日(月) 13:05~14:35 (講師:本庄)

Scratch を使用したプログラミング実践。(入出力・繰り返し処理のプログラミング)
高校生3年生で、卒業後の進路の決まっている生徒さんであったので、これから小中学校で取り入れられる「プログラミング教育」についてお話をして、ほとんどの生徒さんが初めて触れることになるプログラミングで、与えられた課題を解決していく『問題解決能力の育成』を体験してもらいました。

プログラミングに使ったのは、マサチューセッツ工科大学のメディアラボが開発提供するScratchというプログラミング言語を使用しました。 この言語は、コンピューターにソフトウェアをインストールする必要はなくブラウザ上で動作すること。(学校やご家庭に帰ってコンピュータとインターネット環境があれば使うことができる。)多くの人により多言化されたり、企業(アマゾン、レゴ)など多くのサードパティーが拡張機能を提供したりしていることの魅力を紹介し今回使用しました。

短い時間(全体で90分)なのでプログラミングを覚えるのではなく、手順でどう変わって、どのように並べると問題が解決するかを視点に体験してもらいました。