経営学を学びながら1年間の長期留学をするには|交換留学・認定留学の違いと、4年で卒業する単位・費用

IPU New Zealandのキャンパス

経営学を学びながら長期留学するには、大学に在籍したまま行く協定(交換)留学・認定留学を使うか、留学がカリキュラムに組み込まれた学科・コースに入るのが基本です。

協定留学と認定留学では、留学期間も卒業に必要な在学期間(修業年限)に数えます。そのため、単位などの条件を満たせば、留学を含めて4年で卒業することもできます。

カリキュラムに組み込まれた留学の場合、4年で卒業できるかどうかは学科の制度によるので、入学前に確かめておきましょう。なお、この記事で扱うのは、日本の大学に入学した学生が在学中に海外で学ぶ留学です。

目次

経営学を学びながら長期留学する方法:大学に在籍したまま行くか、休学するか

在籍したまま行くか休学するかで、卒業の時期と学費が変わります。

大学に在籍したまま行く留学:協定(交換)留学と認定留学

協定留学(交換留学・派遣留学とも呼ばれます)は、在籍校が交流協定を結ぶ海外の大学に行く方法です。学費は、在籍校か留学先のどちらか一方に納めるのが一般的です。語学力や成績を見る学内選考があります。

認定留学は、自分で選んだ海外の大学に在籍校の認定を受けて行く方法で、学費は留学先と在籍校の両方に納めます。どちらも留学期間を修業年限に数えますが、単位の認め方は大学ごとに違います。

休学して行く留学と、海外の大学に入学する道

休学留学は行き先を自由に選べますが、休学期間は修業年限に数えられず、単位も一般には認められないため、4年では卒業できません。海外の大学で学位を取りたい場合は、日本の大学には在籍せず、海外の大学に直接出願することになります。この記事で扱う留学とは別の進路です。

協定(交換)留学・認定留学・休学留学の違い(JASSO)

協定(交換)留学認定留学休学留学
留学先交流協定のある大学自分で選ぶ(要認定)自分で選ぶ
修業年限算入あり算入あり算入なし
単位協定の範囲内で認定在籍校に事前に相談一般に認められない
学費在籍校か留学先の一方留学先+在籍校留学先(+在籍料の場合あり)

留学先で学ぶのは語学か、経営学の専門科目か

協定留学には、留学先の正規の授業を受ける場合と、付属の語学学校で学ぶ場合があります。語学を集中して学ぶなら、経営学は主に日本の大学で学びます。

留学先の経営学部などで専門科目の単位を取るなら、留学先の求める語学力や成績が必要です。留学先で語学を学び、帰国後に日本で英語を使って経営学を学ぶ進め方もあります。

学科・コースに長期留学が組み込まれている場合

留学が学科・コースの必修なら、時期と期間が入学前から決まっているので、4年間の計画を早くから立てられます。入学前に、①時期と期間、②学ぶ中身と単位の扱い、③費用と入試での手続きを確かめましょう。

4年で卒業しながら長期留学するための準備

準備は、留学する時期から逆算して進めます。

高校生のうちに:留学の時期・学ぶ中身・出願する入試を確かめる

カリキュラムに組み込まれた留学では、1年次に出発することがあります。その場合、査証(ビザ)の手続きのため、受けられる入試の時期が限られることがあります。

英検・TOEFLなどのスコアを出願資格や奨学金の条件にする大学もあるので、高校生のうちに受けておきましょう。JASSO(日本学生支援機構)は、大学などへの留学は約1年半前、語学留学でも約半年前からの準備を勧めています。

入学後:学内選考・卒業までの履修計画・出発前の手続き

協定留学では、学内選考に通ったあと、留学先への出願や滞在先の手配は大学が行うことが多い一方、ビザは基本的に本人が手続きします。帰国後の履修も含めて、卒業までの計画を立てておきましょう。3か月以上海外に滞在する人は、現地の大使館・総領事館に在留届を出す義務があります。

費用は「留学先の費用」と「日本の大学の学費」に分けて確かめる

費用は、留学先の授業料・滞在費・渡航費と、日本の大学の学費の扱いに分けて確かめます。返済不要の給付奨学金には、JASSOの海外留学支援制度(協定派遣)とトビタテ!留学JAPANがあり、どちらも在籍校を通じて申し込みます。

協定派遣には、在籍大学のプログラムが採択されていることや、経済的な事情などの要件があります。トビタテでは、語学学習だけの計画は対象になりません。

返済が必要なJASSOの貸与奨学金は条件を満たせば留学中も続き、3か月以上の留学なら増額して借りることもできます。

岡山で経営学と1年間のニュージーランド留学を両立する:IPU・環太平洋大学 現代経営学科 グローバルビジネスコース

IPU・環太平洋大学 経済経営学部 現代経営学科(岡山キャンパス・通学課程)は、1年間(または半年)の留学を推奨する「グローバルビジネスコース」を設けています。

1年次前期にコースを選び、ニュージーランドで1年間英語を集中して学ぶ

コースは1年次前期に選び、ニュージーランドへの1年間の留学で960時間の英語実習を行います。IPU・環太平洋大学は、系列校IPU New Zealandで1年間または5カ月間の英語留学プログラムを実施しています。

出発前に事前研修があり、現地には日本人スタッフが常駐しています。IPU New Zealand留学中に修得した単位(一部または全部)は単位互換で認められるため、留学しても4年間で卒業できます。

帰国後は英語のみの授業も含めて経済・経営を学び、3年次夏は海外インターンシップ(予定)

帰国後は、英語のみで開講される授業も含めて経済・経営を学びます。3年次の夏には、アメリカ、ヨーロッパ、アジア地域での海外インターンシップを予定しています。

国内の企業での長期インターンシップに興味がある人は、「経営学部で長期インターンシップをするには」もご覧ください。

1年次後期から留学するための入試と奨学金(2027年度入試)

1年次後期からの留学プログラムに参加するには、査証などの手続きのため9月〜12月に実施される入試を受けます。

IPU-AO入試(総合型選抜)【専願】のグローバル型は、英検2級以上・TOEFL iBT 35点以上・TOEIC L&R 550点以上・IELTS 5.0以上のいずれかが出願資格です。自己PRは英語、面接は日本語で行います。Ⅲ期の出願は2026年12月1日〜15日で、合格者は資格取得者奨学生になります。

資格取得者奨学金では、英検準1級以上などの人は授業料半額免除と「留学費用サポート」、英検2級などの人は授業料半額免除を受けられます(最大2年間)。

申請期限は2027年3月25日(木)で、この日までに成績表が届く試験が対象です(入試合格後の取得も含む)。授業料を減免する奨学金どうしは併用できません(入学金の免除とは併用できます)。

よくある質問

(保護者の方へ)1年間留学すると卒業は遅れますか。費用はどのくらいかかりますか。

協定・認定留学なら、条件を満たせば4年で卒業することもできます。休学留学では卒業が遅れます。

IPU・環太平洋大学のIPU New Zealand留学は、単位互換により4年間で卒業できます。1年間の自己負担は、2026年8月時点の参考額で、留学費用が約2,085,000円、航空費用等が約340,000円です。為替などで変わるため、最新の金額は大学に確かめてください。

英語に自信がなくても長期留学に参加できますか。

参加できる留学はあります。IPU・環太平洋大学のIPU New Zealand留学は、英語を母国語としない学生のためのレベル別・少人数クラスで基礎から学びます。ただし、英語力・学習状況・出席率などによる選考があります。

留学するときは「外国人留学生入試」で出願するのですか。

いいえ。外国人留学生入試は、外国籍の人(二重国籍を含む)が日本の大学に入学するための入試です。IPU・環太平洋大学 現代経営学科で1年次後期から留学するには、9月〜12月に実施される入試を受けます。

まとめ

経営学を学びながら長期留学するなら、在籍したまま行く協定(交換)留学・認定留学か、留学が組み込まれた学科・コースを選ぶのが基本です。休学留学では卒業が遅れます。留学先で学ぶのが語学か専門科目かを決め、時期・単位・費用を入学前に確かめましょう。

IPU・環太平洋大学 現代経営学科のグローバルビジネスコースでは、ニュージーランドで1年間英語を学んだあと、岡山で経済・経営を学びます。くわしくは現代経営学科のページと入試情報をご覧ください。

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