現代経営学科
学科概要
実践重視の学びを基本に
アントレプレナーシップを育む。
学びのPOINT
1. 「現場」が教科書。実践重視の学びでマネジメント力を養う。
例えば、ビジネスがうまくいかず悩んでいる会社の、うまくいかない原因はどこに潜んでいるのか、問題を発見し、改善・解決策を探り、それを実現する方法を構想し、具体的な策を提案する、このような一連の取り組みに挑戦します。
2. ゼロから生み出すアントレプレナーシップを育成する。
実践重視を基本とした学びのフィールドで多種多様なテーマに取り組むことで、新しい商品やサービスの開発にチャレンジします。これにより、激変するビジネスの現場に対応できる人を育成し、「アントレプレナーシップ」を育てます。
3. 留学で国際的な視野を育み、国際感覚を身につける。
外資系企業に限らず、あらゆる分野で事業や人材の国際化が急速に進んでいます。その現場を見ること、体験することが重要です。国際経済・経営コース生は1年間の留学を必須とし、他のコース生の短期、中長期の留学も支援します。
学科紹介動画
教員紹介

経済経営学部 学部長
平野 正樹
教授
元岡山大学経済学部長
皆さんの果敢な挑戦や夢の実現に向けてしっかりとサポートしていきます!
生まれ変わる経済経営学部では、ビジネスパーソンに必要なアントレプレナーシップ・非認知能力を養う体制が整い、公共経営コースをはじめ、新設置のコースで就職先の門戸がさらに広がりました。自分の可能性を信じて、失敗を恐れることなく、何事にも果敢に挑戦してください!
専門領域:財政学/地方財政論
大蔵省(現・財務省)、経済企画庁(現・内閣府)、さくら総合研究所(現・日本総合研究所)への勤務後、2001年4月から2018年3月まで岡山大学に教員として勤務。

副学長
地域・社会連携センター長
阿部 宏史
教授
博士(工学)
専門領域:都市/地域計画学
地域住民とともに持続可能なまちづくりにチャレンジしましょう。
まちづくりでは地域住民が主役で、行政や大学はサポーターとなって地域を応援していくことが重要です。公共経営コースで、持続可能なまちづくりの姿について地域と一緒に学びませんか。
京都大学を卒業後、工学部助手として勤務し、1988年から岡山大学工学部、環境理工学部の計画分野を32年間担当し、環境学研究科長、理事・副学長等も兼任。行政で多数の審議会会長を務める。2021年に着任。
在学生のコメント

経営とラグビーのベストスクラム。夢は“日本代表選手”です!
経営を学びながらラグビー日本代表を目指しています。先生や監督方の指導が素晴らしく、毎日成長を実感。トレーニング施設も充実していて、効果的に体力や技術向上を図ることが可能。アットホームな校風で、すぐにまわりの人とコミュニケーションがとれるようになりました。
3年 COSTLEY TIENNAN DANIEL(コスリー ティエナン ダニエル)さん
ウェストレイク・ボーイズ・ハイスクール 出身

IPUでの学びで、「どんな公務員になるのか」が明確になりました。
地域創生に貢献する公務員を目指してIPUに進学しました。「スピーチコンテスト」で人前で発表したり、周囲の人と助け合うといった様々な体験を通じて、公共の視点を持ち、国際感覚と人間性豊かな公務員になりたいと考えるようになりました。
2年 竹本 颯太さん
岡山県立岡山城東高等学校 出身

企業人として、経営者としてもビジネス社会で通用するスキルを修得!
あらゆる企業で即戦力として活躍できる力や起業家や経営者に必要なスキルをトータルに修得したくて選びました。ひとつの課題に対してグループ活動で調査から発表までを行う授業では、マーケティング力やコミュニケーション力、プレゼン力などを身につけることができました。
4年 藤田 翼さん
岡山理科大学附属高等学校 出身
学科での取り組み
さあ、実践しよう。Let’s Move!
現代経営学科「学びのトピック」
ビジネスの現場では、コミュニケーション交渉・プレゼンテーションが日常的に行われています。
「自分の思いをいかに相手に伝えることができるか」が重要なスキルとなります。
学生一人ひとりがこれらの力を養い高めていけるよう、さまざまな挑戦の場を提供しています。
01. 新しいビジネスを創り出す面白さに触れる!
ビジネスプランコンテスト
学生が自分たちでチームをつくり、課題解決につながる商品・サービス・事業計画や地域活性化、まちづくり(ソーシャルビジネス)を提案するコンテストです。
アイデアや構想を事業プランに練り上げていきます。2020年度は、45チームが挑戦しました。
02. ビジネスの現場で活躍する力の証し!
起業家人材認定 アントレプレナーシップ
この認定は「経済・産業の諸分野において中核を担う企画力と実行力をもつ有為な人材」であることをIPU経済経営学部が証明するものです。
「起業家育成プログラム(ビジネスプランコンテストおよび課題体験プロジェクト)」などへ積極的に参加した学生に対して授与しています。
03. 商品企画からイベントの運営まで体験的に学べるプロジェクト
課題体験プロジェクト
企業・団体から提示された課題に対し、解決策となるアイデアを提案しています。
2017年度 課題体験プロジェクト
岡山市産業観光局商工部
産業振興・雇用推進課
岡山市大学生店舗応援事業
①七区いちご園内「喫茶ベリー」:店舗改装・メニュー追加 ②リフレッシュスタンドフィット:メニュー提案・店舗改装・イベント時のメニュー・若年層への魅せ方 ③㈲ソバラ屋:商品PRのためのポスター作成・注文マニュアルの作成 ④すごろく処 猫の地球儀:新規顧客(特に大学生等の若い世代)獲得のためのイベント作成 ⑤ナチュルレモン:若い人も入りやすいお店に
2018年度 課題体験プロジェクト
岡山市産業観光局商工部
産業振興・雇用推進課
岡山市大学生店舗応援事業
①㈱アサノカメラ:フィルムカメラ販売企画、写真文化の継承策の検討、イベント実施 ②フルール アントワーフ:広報活動、イベント実施、ネットショッピング開始 ③㈱夢百姓:商品開発、販路開拓、看板作成 ④㈱服部管楽器:販路開拓、店内レイアウトの変更、看板作成 ⑤㈲寿庵:新商品の開発、売上向上策検討 ⑥矢津の里「国際かかしフェスティバル」運営プロジェクト
2019年度 課題体験プロジェクト
岡山市産業観光局商工部
産業振興・雇用推進課
岡山市大学生店舗応援事業
①ミルク系セレクトショップMILKTO:新メニューの開発 ②キャットランド猫カフェルアナ:新規顧客の開拓,知名度アップ ③あんぽんたんカフェ笑壺:新規顧客の開拓 ④Café&bar douze:新メニューの開発,看板の作成 ⑤café&bar naradewa:新メニューの開発
04. 地域と連携して街の魅力向上策を提案!
地域連携強化
自治体、企業、NPOなどと連携し、地域活性化を目指したさまざまなプロジェクトに取り組んでいます。
05. インターンシップに挑戦!
インターンシップ
岡山県中小企業家同友会と提携した実習授業を通じて、2年次からインターンシップを体験できます。3年次には、県内外の企業、行政インターンシップ、海外インターンシップとコースごとに様々なインターンシップが用意されています。
卒業生のコメント
志に挑み、夢を叶えた卒業生たち。
憧れだったテレビ局へ就職。IPUだから夢が叶いました!
料治 叶実さん
テレビせとうち株式会社
(東京支社営業部) 勤務
現代経営学科 2020年卒業
岡山県立岡山御津高等学校 出身
内気だった私はIPUの4年間で、前向きに取り組む力、思いを言葉にする力などを身につけました。大学のイベントの企画運営や司会、リポーターも経験し、憧れだったテレビ局への就職も実現。私の挑戦を力強く応援してくれた先生や仲間、キャリアセンターの皆さんに感謝しています。
公共事業に関する体験プログラムで計画的に考える力が身に付きました。
小森 海世さん
熊本県職員 熊本県庁(行政事務)
現代経営学科 2021年卒業
熊本市立必由館高等学校 出身
自治体の公共事業を題材とするプログラムに参加したことをきっかけに、行政事務職に興味を持ちました。熊本県職員に内定した今、私の目標は、地域の人々に役立つ仕事をすること。同プログラムで修得した「課題解決に向けて考える力」が役に立つと思います。
経営学に課外活動、資格取得など全ての経験が役に立っています。
川上 千尋さん
株式会社 中国銀行 勤務
現代経営学科 2020年卒業
創志学園高等学校 出身
IPUでは、経営に関する学び以外にも課外活動、資格取得など多くのことを経験し、その全てが銀行業務に活かされています。茶道サークルでは部長を務め、主体性や計画性の大切さを学びました。今後の目標は、お客様にとって「どんな悩みでも相談したくなる存在」になることです。