DXイノベーションコース

DXイノベーションコース

前野 一夫 特任教授

千葉大学名誉教授
木更津工業高等専門学校名誉教授
元全国高専連合会会長
元文科省中教審大学分科会委員

1. 経済・経営・国際をキーワードとするDX教育

国内外を視野に従来の経済・ビジネス・マネジメントとEC(電子商取引)や起業、AR/VR商取引とをつなぐ知識とスキルを磨きます。また必ずしも専門的プログラム知識を必要としないローコード・ノーコードのDX経済経営分析なども経験します。

2. 産業・ビジネスとDX融合による新しいイノベーションの担い手へ

ICT/DXと生成型AIの急展開により、これからの国内外の産業における企業活動・広報・宣伝とマーケティングは全く変わります。本コースではその変革に対応できる基礎的知識とスキルを身につける授業を構成します。

3. 最先端のDX演習環境によるシミュレーション(模擬)と自己成長

従来の経済・経営に関する教育と共に、DX-Lab等、最先端の演習環境の下での演習やe-Sports、ゼミナールを通じてICT/DXの基礎を身につけ、VRや複合現実(MR)による経済活動最適化例、起業や失敗などのシミュレーションも経験することで、実社会へ向けた自己成長が期待できます。

VR・AR概論
(入門)

この授業ではVR・ARの概念や歴史の概要や開発事例を学び、その基礎技術(機器の構造、機構・光学系、トラッキングやレンダリングの概要)と主要周辺技術(360度カメラ、視線追跡など)を知るとともに、視覚・聴覚・触覚などの認知特性と体験の理解、Telexistence、臨場感の向上や仮想店舗のアプローチなど新しい適用事例を学習します。e-Sportsとの統合実習にも連携。

統計学入門
(統計とデータ利用)

データサイエンスの基礎となる、経済・経営分析における統計学の意味と面白さを学ぶと共に、プログラミングを必要としないノーコード・ローコード分析についての学習と演習も試み、様々な分析に対する統計学の基礎、および統計学的考え方の重要さについて理解を深めます。

基礎・応用・卒業ゼミナール
での探求教育

地域社会のSociety5.0、SDGsなどの実際の社会での課題をグループで探究。情報システムを活用したプロトタイプを企業等と連携して作成します。

テーマ例

  • VR店舗とテレワーク
  • 生成型AIプロンプター開発
  • 植物工場の高度化プロジェクト・トマトの成長予測
  • Gorillas in the mistプロジェクト(動物園と連携)
  • 耐災害都市インフラ構造体の開発と
  • ZEB/ZEHシミュレーション
  • 触覚、味覚とDX
  • 基本情報技術者試験
  • 統計検定
  • 生成AIパスポート試験

ITパスポート
日本商工会議所簿記検定試験
マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)
TOEIC
社会調査士 他

履修について

スクロールできます
DXイノベーションコース
(履修モデル)
1年次2年次3年次4年次
教養と基礎理論を学ぶ/
基礎力教育期
興味のある分野を選び、専門を学習する/
専門教育期
必修
科目
教養科目
16単位
38

英語Ⅰ、コンピュータリテラシⅠ・Ⅱ、フレッシュマンセミナー、基礎ゼミナールⅠキャリアディベロップメントⅠ・Ⅱ、 基礎ゼミナールⅡキャリアデザインⅠ・Ⅱ
専門基礎
科目
14単位
経営学概論、経済学概論、マーケティング概論、簿記Ⅰ・Ⅱマクロ経済、ミクロ経済
ゼミナール科目
8単位
ゼミナールⅠ(基礎)ゼミナールⅡ(応用)
選択・
選択必修科目
教養科目
14単位
以上
86



英語Ⅱ、心理学、人間と法、体育実技Ⅰ・Ⅱ英語Ⅲ、英語Ⅳ、TOEICⅢ、数学 基礎Ⅰ・Ⅱ、コンピュータリテラシⅢ統計学キャリアサポート
専門基礎
科目
12単位
以上
SDGs入門、アジア太平洋のビジネス環境、VR・AR概論(入門)、e-Sports産業論ドローンの社会応用と演習、情報 科学とAI入門、プログラミング入門、
プログラミング演習Ⅰ、メディア カルチャー論、地域企業経営論、マーケティングリサーチ、ビジネス  マナー
プログラミング演習Ⅱ、経営情報論、情報分析論、国際経営論、アジア経済論
コア科目
38単位
以上
マーケティング戦略論、ホスピタリティ論、統計学入門、資格検定対策Ⅱ(情報系)、簿記演習データサイエンス入門、情報社会論、情報倫 理と情報セキュリティ、経営財務入門、資格検定対策Ⅴ(ICTスキル)ビジネスデータ分析、情報産業と職業・起業、デジタルメディア論、特別講義Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ卒業研究