【ダンス部】岡山県出身の画僧雪舟をテーマに 悲願の「特別賞」受賞
全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸) 創作ダンス全国大会
2019年8月6〜9日 @神戸文化ホール
第32回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(創作ダンスの全国大会)が開催され、全国の高校90校・大学30校、約2,000人が出場しました。
環太平洋大学ダンス部は、岡山県出身の画僧[雪舟]が生涯で最後に描いたとされる絶筆「山水図」をテーマに、舞踊作品を創作し2年ぶりに特別賞を受賞しました。
【受賞】特別賞(クロスカルチャーへの新しい挑戦に対して)
【作品タイトル】旅路の果てー雪舟「山水図」よりー
【作品解説】気魄に満ちた絶筆。600年の時世を超え、色褪せることなく生き続ける・・・。
作品の創作過程では、実際に雪舟が歩んだ足跡を辿りながら研究を重ねました。
本学副学長である村上尚徳先生のご紹介で、雪舟研究の第一人者である岡山県立美術館の守安収館長に講義を開いていただき、雪舟の絶筆に焦点を当てました。
雪舟が少年時代に修行した宝福寺(総社市井尻野)では、早朝の澄んだ空気の中で静かに座って座禅を体験。「無我の境地」を目指すことの難しさ、厳しさを知る機会となり、一層作品への集中力が深まったと思います。
また雪舟の生誕地(総社市赤浜)や雪舟終焉の地(大月山重玄寺跡)へ足を運び、お墓参りをしました。
様々な出会いの中で雪舟の世界観を追究しながら、作品創作に取り組むことができました。
【写真】
大会予選後の集合写真(大橋博理事長とともに)
最後のAJDF大会となった4年生
(石原理子・上田華乃・川﨑愛望・川本美波・中元芳衣・吉原悠香)
雪舟誕生の地(室町時代1420年:岡山県総社市赤浜)
雪舟が涙でネズミの絵を描いたことで有名な宝福寺(座禅体験)
岡山県立美術館にて守安収館長の特別講義
雪舟終焉の地へ(岡山県井原市芳井)
雪舟が描いた絶筆「山水図」
【受賞校一覧】第32回全日本高校大学ダンスフェスティバル受賞作品
全国大会へ出場された高校生、大学生の皆さん、お疲れ様でした。
応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。