【創部以来の快挙!】サッカー部の辻岡佑真選手(3年)がJ2リーグ いわきFCに2024年シーズンから加入内定!

2023年からJ2で戦ういわきは22年の年末、IPU・環太平洋大学のDF辻岡佑真選手(3年)が、24年度から新加入することを発表しました。辻岡選手は「小さい頃からの夢であったプロサッカー選手のキャリアを、この素晴らしいクラブでスタートできることを大変うれしく思います。家族をはじめ、これまで自分に関わってくれた方々への感謝の気持ちを忘れず、これからも謙虚に日々成長していきたいと思います」と、クラブを通してコメントしました。IPU・環太平洋大学サッカー部から、直接J2のチームに加入するのは創部以来初めてです。

目次

1冊のノートがJリーガーへの道を切り拓く

辻岡佑真選手
いわきFC 2024年シーズンより加入内定
体育学部体育学科3年、香川県立高松工芸高等学校出身
サッカー部  ポジション:ディフェンダー

1冊のノートが、Jリーガーへの道を切り拓きました。辻岡選手は、『できるだけ早いうちから試合に出られるチームでプレーしたい』と環太平洋大学を選びましたが、入学してみると、サッカー部員は300人近く。入学後すぐにレギュラー争いにからんだ同期もいましたが、自分に出番は回ってきませんでした。

毎日ノートに書き込んだことを意識してトレーニングし、
1年生の秋にはスタメンで出場できるまでに成長

辻岡選手 高校サッカーとはレベルが全く違い、難しくてわからないことだらけでした。結局1年生の前期は1試合も出られませんでしたので、練習が終わると、その日に先輩や監督から言われたことを毎日ノートに書くことにしました。それを日々の練習の前に読み「今日はここを意識しよう」と、テーマを決めてトレーニングに取り組むようにしたら、徐々にIPUのサッカーにも慣れてきて、1年生の秋にはスタメンで出場できるようになりました。このノートが、自分にとっての分岐点になりました。

最初から100%で臨めるよう準備をし、全国と渡り合うまでに

戦術や体の使い方、ボールをコントロールするスキルはもちろん、「やり続けたら、道は拓ける」といった先輩からかけられたアドバイスなども、しっかり書き留め、頭に入れました。全体練習が始まる前にはストレッチや体幹トレーニングは終了。全体練習には、常に最初から100%で臨めるようコンディションを整えました。講義の合間の時間に、最新のトレーニング器具がそろう体育施設のトップガンで、バイクをこぐこともありました。大学2年の3月には、全国各地の大学生や高校生の選抜チームが出場して日本一を争うデンソーカップのメンバーに選出され、〝レベルが高い〟とされる関東や関東の選抜チームと対戦し、互角の勝負ができるほどの実力をつけました。

最新のトレーニング器具がそろう体育施設「トップガン」で
講義の合間に自主トレを重ねた

辻岡選手 デンソーカップでは、本来のセンターバックではなくサイドバックでの出場でしたが、『本来のポジションで試合に出られなくても言い訳せず、自分の良さを見せないと』と思ってプレーした結果、予選では、デュエル率(1対1の勝率)が1位でした。『球際の部分では、全国のトップクラスでも十分に通用するな』と、自信になりました。

サイドバックでの出場だったが、予選のデュエル率1位など好成績を残し全国のトップクラスと渡り合った
[写真は(ゲキサカ)より引用]

持ち前の向上心を活かして、さらなるステージを目指す

その後、大学でプレーしながら、いわきFCの練習にも3回ほど参加。3年生の冬という異例の早さで、24年度からの入団が決まりました。かつて横浜フリューゲルス(現横浜Fマリノス)や川崎フロンターレでプレーしたサッカー部の桂秀樹監督は「入学当初から向上心が強く、常に『良くなろう』『吸収しよう』という意識を持っていました。最近は自分のことだけでなく、チーム全体のことが見えるようになりました。そうした部分が、自身のプレーへの成長につながっているように思います」と辻岡選手を評価します。

辻岡選手のいわきFCでのさらなる挑戦を応援する桂秀樹監督(写真左)

辻岡選手 もちろん将来の目標はJ1で活躍することですが、いきなりJ1と契約できても、試合に出られなかったらサッカー選手として意味がありません。球際の強さや、左利きのセンターバックという希少性を生かした前線へのフィードを生かして、J2で最初から試合にからんでいきたいと思っています。今振り返ると、高校を卒業する時は、プロを目指すレベルではありませんでした。プロ経験のある監督に指導を受けられましたし、トップガンのトレーナーからは、自分に合ったメニューのトレーニングを用意してもらいました。自分にとって、本当にいい大学を選んだなと思います。

IPU・環太平洋大学でパワーを蓄え、J2、J1、そして日本代表へー。
辻岡選手は、さらなる高みを目指していきます。

資料請求

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次