【2024日本学生個人陸上で「菊山・泊」が砲丸投でW入賞】

 2024年6月14日より開催された2024日本学生個人陸上競技大会において、砲丸投で2名入賞しました。2名とも大学入学後より回転投法へ投擲スタイルを変更し、全国の舞台で素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。両名は日本学生選抜の候補に挙がり、選出された場合は7月20日に開催予定の実業団学生対校選手権大会へ学生代表として参加することとなる。

◆結果
・菊山僚太(体育4年)8位 玉野光南高校出身 14m87

・泊 遥平(体育2年)5位 大阪高校出身 15m73(PB)

菊山選手の投擲(平塚陸上競技場)

➤菊山選手のコメント

 全国入賞は目標としている中の1つでしたので、大変嬉しいです。技術的にはまだ課題が残っており、ターンの進む方向性と回転軸が若干倒れてしまっているので、その点を改善していく事で砲丸のリリース時の突き出しが更に良くなると思います。3か月後の日本インカレでもファイナルに進出するためにも、1日1日積んでいき記録向上に励んでいきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

泊選手の投擲(平塚陸上競技場)

➤泊選手のコメント

 入賞は素直に嬉しいです。2投目にファイナルに残る記録を残せたことと滑りにくいサークルへ早めに対応出来たことが良かった点です。今後の課題として、最終投擲で決められなかった点が挙げられますが、今回の試合で投げやすいポイントに入る感覚が掴めたので、引き続き基礎を積んで土台を固めていきたいです。また自分のフォームを言語化できるくらい砲丸投を研究します。応援ありがとうございました。

➤豊里コーチのコメント

 先日、アテネオリンピック金メダリストである室伏広治スポーツ庁長官が本学へ来学され、投擲ブロックの学生へ地方から挑戦することの価値と可能性についてご教授をいただき、たくさんの元気と活力をいただきました。伝説のアスリートから激励頂いたことも刺激となり、大舞台でパフォーマンスを発揮してくれました
➤室伏スポーツ庁長官による講演:https://ipu-japan.ac.jp/news/24356/

 本学に着任して4年目になりますが、砲丸投は投擲種目の中でも「キングオブパワー」と呼ばれ、地方から王道種目で2名の入賞者が生まれた事は大変価値のあるものだと感じております。入賞した菊山選手は、高校時代に全国大会へ出場した経験は無く、玉野光南高校の陸上部顧問である森先生もIPUに進学し、新たな可能性(回転投法への挑戦)に期待を持って送り出していただいただけに、今回の日本学生でのファイナル進出は個人的にも大変嬉しい結果となりました。一方、泊選手は期待のホープです。彼自身が自分の可能性や価値に気づき、挑戦を重ねる事で日本投擲界初の19m、20mという記録に近づくと感じています。今後はファイナルの常連、そして優勝を目指して頑張ってほしいです。引き続き、IPU・環太平洋大学陸上競技部をよろしくお願いいたします。

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