【中距離】
4月14日から15日にかけて、シティライトスタジアム(岡山)で「第1回岡山県陸上競技記録会」が開催されました。中長距離種目は、中四国インカレの事実上の最終選考会となった今大会、各種目で激戦が繰り広げられました。
中でも、強力な新入生の加入で代表権争いの激化が予想された800mは、3組にほとんどの有力選手がエントリーされました。強い風が吹き荒れる中で行われたこのレース、スタート後100mの超スローペースにしびれを切らした植崎敬大(現代経営3・琴平)が先頭に出るも、さほどペースは上がらず、400mに58秒を要するスローペースとなりました。
その後、残り200mからのスパートでスムースに先頭に踊り出た郷田 渉(体育2・如水館)が、1分55秒58でそのまま逃げ切り、中四国インカレの代表権を獲得しました。2位には、ルーキー・源 裕貴(体育1・美祢青嶺)が入りました。
昨年まで千原康大(体育3・松江商)が2連覇しているこの種目。充実した冬期トレーニングで、この日の選考会を1位通過した郷田が千原の3連覇を阻止できるのか、はたまた強力な新入生が2人に割って入るのか、中四国インカレ本番も大注目の種目となりそうです。