11月12日(日)広島国際学院大学で入れ替え戦が行われました。
入れ替え戦は、先日のインカレ予選で1部8チーム中の下位2チームと2部の上位2位チームが1部残留と昇格を争う一発勝負の試合になります。IPUは勝てば1部残留、負ければ2部降格という緊張感ある試合に挑みました。IPUの対戦相手は、去年の入れ替え戦でも対戦した2部1位の岡山大学でした。岡山大学には長身でスピードある選手が多く、2部リーグ戦を僅差で勝ち上がってきた、粘り強く、とても手強いチームです。
IPUキャプテンの岡村治希選手(こども発達学科4年)に試合前の意気込みを聞いたところ、「やってきたことをやるだけです。気負うことはない、いつも通りやります!」とコメント。岡村選手の活躍に期待が高まります。
試合前のアップの様子です。
2017年全日本大学バスケットボール選手権大会中国地区予選会 入れ替え戦 vs 岡山大学
試合開始から、お互い点を譲らない攻防が続いた。序盤、岡山大学はドライブインや長身を生かしたリバウンドシュートから得点し、 IPUのディフェンスを上手く崩して点数を重ねていった。一方IPUは、激しいディフェンスをしてくる岡山大学に対してディフェンスの裏をかくプレイから、シュートに繋げていった。お互いに譲らない展開であったが、前半を終了し、31-24でIPUが7点リードして折り返した。
後半の出だし、先に流れを掴んだのは IPUだった。インカレ予選中は、いつも後半の出だしで点差を縮められたり、離されたりする事が多くあった。しかし、 この試合でIPUは、その反省点を活かしたプレイを続け後半開始から良い流れを作り出した。試合は常にIPUがリードする展開で続いていったが、岡山大学も持ち前の粘り強さを見せて点差を4点まで縮める場面もあった。それに対して、IPUはキャプテンの#19岡村を中心にチーム全員でディフェンスとリバウンドに集中し、岡山大学のオフェンスとリバウンドからの得点を防いでいった。更に、#19岡村は身体を張ったトライブインからファールを受けながらもシュートを決めて、追いかける岡山大学の反撃の流れを断ち切った。
最後のピリオドに入り、岡山大学は点差を縮めようとディフェンスのプレッシャーを強くしボールを奪いにくるが、 IPUはポイントガードの#22上園(体育学科 3年)を中心に焦らずボールを運びシュートに繋げていった。IPUは試合終盤で体力的に苦しい中でも、激しいディフェンスを続け岡山大学を苦しめた。また、身長で劣るIPUであるが、全員で最後までリバウンドボールに食らいつく事が出来たのは、春から地道に取り組んだトレーニングの成果が出ていたと感じた。
この試合では、IPUの我慢強さが岡山大学の粘り強さを上回り、点差を詰められる事なく試合終了まで戦い抜いた。そして、IPUはこの試合に見事勝利し、1部残留を決めた。
IPU vs 岡山大学
1Q 14-14
2Q 17-10
3Q 8-10
4Q 15-13
TOTAL 58-47
☆活躍選手☆
#19 岡村 治希 (こども発達学科 4年):25得点、9リバウンド
チームのキャプテンとして、苦しい時にも1番声を出し、リバウンドに果敢に絡む姿や練習を重ねたスリーポイントシュートを決める姿が輝いていました!行動で示す私たちの自慢のキャプテンです!
#22 上園 隼太 (体育学科 3年):12得点、12リバウンド、1スティール、1ブロック
司令塔としてチームとゲームをコントロールしながら、自らも得点を取りに行く姿が印象的でした!また、巧みなディフェンスから相手のミスを誘い、リバウンドでもチームトップの12本を獲得するなど、攻守に渡るオールラウンドな活躍でした。
絶対に負けられない一戦でしたが、出場選手もベンチメンバーも一丸となり、チーム全員で勝利を掴みました!1部残留となり、来年こそはインカレ出場できるように日々精進していきますのでこれからも応援よろしくお願いします。