【長距離】
4月21日から22日にかけてユニバー記念総合運動公園陸上競技場で開催された「兵庫リレーカーニバル」の一般男子5000mに、土居森諒(現代経営3・如水館)と実近力丸(体育2・如水館)が出場。主に関西地区の実業団選手たちを相手に奮闘しました。
昨秋に標準記録の14分30秒をわずかに突破したばかりの2人、今シーズン最初の5000mであることや、気温が高くオーバーペースが後半に命取りとなることから、後方スタートで土居森がペースを作り、そこに実近がぴったり着く形でレースを進めました。前との距離が開き難しい状況の中、順調にペースを刻んだ土居森でしたが、疲れの見え始めた3000m付近で実近が前に出ると、二人の差はじわじわと広がりました。
その後、終盤に苦しみながらも、なんとか粘りきった実近。暑さの中で自身が想定するよりも10秒以上速い14分52秒42で走りきり、満足の表情を浮かべました。一方、最後の1周で実近に1秒差まで迫った土居森ですが、自信を持って臨んだレースだっただけに、終了後は落胆を隠せませんでした。
結果は明暗が別れましたが、まだシーズン初戦です。ここから調子を上げて、次週の織田記念陸上、中四国インカレでは最高の走りができるよう万全の準備で臨みます。