ルーキー谷末智哉が総合1位!2年連続で全日本大学駅伝出場へ

9月23日(祝)に、道後山クロカンパーク(広島県庄原市)で開催された「第54回全日本大学駅伝対校選手権大会中国四国地区選考会」で、環太平洋大学が2位の広島経済大学に3分4秒の大差をつけて優勝、2年連続3回目の全日本大学駅伝出場を決めました。

各大学13名の選手が2.5キロのコースを4周走り、上位8名の合計タイムで競うこの大会には9大学125名の選手が出場しました。強い風が吹き荒れる中スローペースで始まったレースが動いたのは3周目、先頭集団が5名に絞られ、そこに残ったのは谷末智哉(1年・報徳学園)と林本涼(3年・鳥取城北)の2名。エースの脇健斗(3年・尽誠学園)、キャプテンの杉原健吾(4年・開星)らが苦しい表情で先頭集団から脱落、後方待機の選手たちもなかなかギアが切り替わらず、勝敗の行方は最終4周目に持ち越されます。

序盤はスローペース。大集団でレースが進んだ

最終4周目、集団から飛び出したのは、昨年まで高校野球の名門・報徳学園で野球に打ち込んでいたルーキーの谷末でした。後続を引き離して30分15秒のタイムでフィニッシュすると、2位には4秒差で林本、その後にも続々と環太平洋大学の選手たちが姿を現しました。4位に脇、7位に杉原、そして8位に勝部遼(2年・明誠)と、上位8名中5名を環太平洋大学勢が占め、2位に3分4秒差をつける4時間6分52秒で2年連続3回目の全日本大学駅伝出場を決めました。

総合1位でフィニッシュする谷末智哉
総合2位の林本涼

9月に入って複数の体調不良者が出るなど不安材料も抱えていましたが、初の出雲・全日本同時出場に向けての強い思いが最後まで脚を動かしました。本大会は11月6日午前8時05分スタート。名古屋市の熱田神宮西門前から、三重県の伊勢神宮宇治橋までの8区間、106.8㎞で争われます。

<総合成績>
1)環太平洋大 4時間6分52秒
2)広島経済大 4時間9分56秒
3)広島大 4時間13分5秒

<大会情報>
全日本大学駅伝(11/6・熱田神宮~伊勢神宮)
https://daigaku-ekiden.com/  (大会サイト)
https://www.tv-asahi.co.jp/ekiden54/ (TV局サイト)

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