【長距離】
10月27日から29日にかけて、コカ・コーラウエストスポーツパーク(鳥取)で開催された「第40回中国四国学生陸上競技選手権大会」の3日目、女子5000m決勝で木野戸咲耶(体育3・岡山南)が自己最高記録となる17分44秒43をマークして初優勝を飾りました。
雨の中行われたレース、この悪天候の中、スタート直後から先頭集団でレースを進めた木野戸は、残り1000mで飛び出す冷静な走りを見せました。また、終盤に粘り強さを発揮した吉川歩実(こども発達3・岡山東商)が17分55秒69で2位、序盤から先頭集団を引っ張った濱本愛香(体育1・広島皆実)が17分59秒04で3位に入り、ともに自己記録を更新しました。
<出場選手コメント>
◯ 木野戸咲耶(体育3・岡山南)
「今回のレースは、勝ちにこだわりつつ、記録も狙うことを目標にしてきました。悪天候ではありましたが、練習でしていたことをレースに繋げることができました。また、IPUで3位までを独占することができたことも、私たちのモチベーションを更に高めることに繋がりました。これを糧に、これからもコツコツ練習を積み重ねていきたいと思います。たくさんの応援、ありがとうございました。」
◯ 吉川歩実(こども発達3・岡山東商)
「怪我明け、実習明けで練習が積めてない中でのレースでしたが、夏の2週間に及ぶ北海道合宿で培われた忍耐力、精神力が活き、自己ベストを出すことができました。現状に満足せず、来年は全日本大学女子駅伝に出場 できるよう精進していきます。」
◯ 濱本愛香(体育1・広島皆実)
「持ち前のガッツのある走りで始めから積極的に先頭を走りました。1000mを過ぎたところで先輩が前に出られましたので、そこからは先輩に必死に食らいついて走りました。課題である中盤の一番苦しいところも、周りの声援や気持ちで乗り越え、粘ることができました。種目は違いますが、中四国インカレは予選落ちしてしまった分、今回3位という結果を出すことができて嬉しいです。5000mを走らせていただくのは今回が2回目ですが、タイムも1回目は18分37秒38だったのが今回17分59秒04と大幅に自己ベスト記録を更新することができました。これからも成長していけるよう、課題を見つけ、克服していきます。たくさんの応援、本当にありがとうございました。」