【中長距離】
7月8日(土)に、大東ふれあい運動場・陸上競技場(島根県雲南市)にて開催された「第3回雲南市陸協長距離記録会」で、平岡錬(体育2・新田)が3分52秒35をマーク、日本学生陸上競技個人選手権大会の標準記録(2017年暫定)を突破しました。
9月に福井で開催される日本インカレの標準記録(A:3分49秒00、B:3分52秒00)突破を目指す平岡は、中尾義貴(健康2・赤穂)が作るハイペースに乗って、600mを1分32秒で通過、700m手前からは前に出た千原康大(体育2・松江商)にぴったりと着き順調にレースを進めました。しかしながら、西日本インカレの疲れが抜け切らない千原の動きがやや鈍り、1000mに2分34秒を要してしまいます。その後、1200m手前で先頭に立った平岡は、懸命のラストスパートで3分52秒の突破を目指しましたが、フィニッシュタイマーは無情にも3分52秒台を示し、惜しくも日本インカレの標準記録突破はなりませんでした。
しかしながら平岡は、今年の中四国インカレでマークした自己記録を2秒以上更新、そして日本学生個人選手権の標準記録(3分54秒00)を突破し、競技人生で初めての全国大会への切符を手にしました。
既に日本インカレの標準記録Aを突破している黒河一輝(体育4・今治東中等)に加えて、千原が標準記録Aまで0.7秒、平岡が標準記録Bまで0.4秒と、目標としている3名フルエントリーの可能性は十分にあります。チャンスは残りわずかですが、もう一度力を蓄えて、千原と平岡の2人で最終チャンスに挑みます。
※写真は、西日本インカレ1500m決勝で先頭を走る平岡