【短距離】
9月6日から9日にかけて、等々力陸上競技場(川崎市)で開催された「天皇賜盃第87回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)」で、大山和茂(体育4・高鍋)が男子400mで4位入賞を果たしました。
初日に行われた予選で自己ベストを更新し(46秒83)、勢いそのままに準決勝も着順で通過した大山。迎えた3日目の決勝は、序盤、内側レーンの選手に差を詰められる展開となりました。得意の後半勝負にかけた大山は、200mを過ぎて一気にギアを上げ前を行く選手たちを追い上げました。フィニッシュ手前まで4着争いを展開した大山は、予選でマークした自己記録を更に更新する46秒53の好タイムで見事4位入賞を果たしました。
5月に行われた中四国インカレでは3位と力を出しきれなかった大山でしたが、シーズンを追うごとに調子を上げ、大学生活最後の大舞台で自身の持つ力を最大限に発揮しました。卒業後も競技継続を希望する大山、先輩の木村和史選手(四電工)のように、卒業後も記録を伸ばし、日本のトップレベルで活躍できる選手を目指します。
〇 大山のコメント
「前村先生と戦える最後のインカレだったので、表彰台に上がれなかったことは悔しいですが、憧れていた舞台でベストを出して入賞できたことは嬉しいです。多くの方々の支えと応援があったからこその結果です。本当にみんなありがとう。」