9月6日から9日にかけて、等々力陸上競技場(川崎市)で開催された「天皇賜杯第87回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)」の1日目、女子走幅跳に本原朱莉(体育2・総社南)が出場しました。
前日練習を含めて絶好調で今大会を迎えた本原でしたが、追ったり向かったりの不安定な風に、終始悩まされました。1本目をファールし、2本目に5m74をマーク。ベスト8のラインまであと数センチの状況で迎えた3本目は、2mを超える強い向かい風で5m65と記録を伸ばせず、無念の14位に終わりました。
試合後、「去年の全カレが悔しい結果に終わったので、”今年こそは”という強い気持ちで調整にも力を入れて迎えましたが、また今年も悔しい結果になってしまいました」と落胆した本原。調子が良くても記録に繋げられない弱さを語った一方で「自信につながる良い感覚を掴めたことは収穫でした」と、今後の大きな飛躍を期待させる言葉も残しました。
日本学生個人選手権、日本選手権入賞で始まった本原の2018シーズン、今回の結果こそ不本意でしたが、まだ2年生です。様々な経験を経て国内屈指のロングジャンパーへと成長する姿に今後もご注目下さい。