表彰台独占を狙った1500mは惨敗~中国四国インカレ~

【中距離】

5月11日から13日の3日間、春野総合運動公園陸上競技場(高知)において行われた「第72回中国四国学生陸上競技対校選手権大会」の初日、昨年あと一歩で表彰台独占を逃した1500mは、その雪辱と日本インカレの標準記録突破を目指しまし積極レースを展開しましたが、足元をすくわれる形となりました。

スタート直後から飛び出したのは平岡錬(体育3・新田)でした。平岡は、ほぼ予定通りの400mを58秒台で通過しましたが、代わって先頭に出た郷田渉(体育2・如水館)が引っ張りきれず、800mは2分4秒台での通過。その後も、千原康大(体育3・松江商)を含む3名でレースを作りましたが、ラスト200m手前からの急激なペースアップへの反応が遅れてしまいました。郷田が3位(3分56秒77)、2連覇のがかかっていた千原が4位(3分58秒46)、平岡が5位(3分59秒98)に終わりました。

レース後「練習のための練習をしていたことがよく分かりました」と、これまでのトレーニングへの後悔を口にした郷田。一方で、この戦略を選択したことへの後悔はありませんでした。日本インカレへのフルエントリーを目指すこの種目、この敗戦を成功への第1歩と捉え、再び歩みを進めます。

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