【短距離】
5月11日から13日の3日間、春野総合運動公園陸上競技場（高知）において行われた「第72回中国四国学生陸上競技対校選手権大会」の2日目、女子100mHで篠原愛海（こども発達2・鹿児島女子）が見事、優勝を飾りました。また、2位に下谷奈央（健康3・高陽東）、3位に安田志織（体育2・秀明八千代）が入り、環太平洋大学勢が表彰台を独占しました。
スタートから周囲を引き離した篠原は、5台目には独走状態に持ち込み、そのままフィニッシュ。向かい風2.9メートルの悪条件の中での14秒31は、13秒台も視野に入る好記録。怪我の影響で十分な練習を積むことができなかった下谷は、精彩を欠く走りながら、貫禄の2位。力強くスタートを切った安田は、激しい3位争いを執念で制し、表彰台独占を狙った3人の強い想いを形にしました。
レース後、篠原は「ショートハードルの仲間と切磋琢磨したからこその結果だと思っています。ショートハードルパートの仲間と前村先生に感謝の気持ちでいっぱいです。」とコメントしました。
インカレ出場を逃した大城有利加（13秒97、体育2・那覇西）、西村佳央（14秒21、こども発達3・松江北）も含めて実力のある選手が目白押しのこの種目、偉大な卒業生・青木益未（6期生・七十七銀行）に続いて日本のトップレベルに躍り出るのは誰か、ライバルたちの熾烈な争いはこれからも続きます。
