【中長距離】
7月14日から16日にかけてニンジニアスタジアム(松山市)で開催された「愛媛県陸上競技選手権大会」の1500mで、平岡錬(体育2・新田)が初優勝を飾りました。
西日本インカレから3週続けてのレースとなった平岡の、この大会での目標は5000mでの14分台と1500mの優勝でした。2日目に行われた5000mでは、スタート直後から迷わず先頭に立ち2000mを6分で通過しましたが、猛暑の影響もあり失速、無念の6位に沈みました。一方、最終日に行われた1500mでは、スタート直後に飛び出した選手を700m手前で捕まえると、その後は一度も先頭を譲ることなく残り200mでスパート、「練習のようなイメージで淡々と走った」という危なげないレース運びで初の優勝を手にしました。レース後、平岡は「安定して走れるようになってきたので、力がついてきたことを実感しています。次は四国選手権で優勝、そして日本選手権と全カレの標準突破に向かってトレーニングに励みたい」と今後の抱負を述べました。
なお、このレースでは、中四国インカレ前からの故障が癒え、ようやくランニングを開始したばかりの黒河一輝(体育4・今治東中等)が3分58秒46で2位に入りました。また、3000mSCでは、教育実習以降、不調が続いていた川東拓未(体育2・北条)が復調の3位、800mでは、村上咲恵華(こども発達2・聖カタリナ)が予選・決勝とも2分18秒台で走り、7位に入りました。
以上の結果、繰り上がりも含めて、出場した4名全員が四国選手権の出場権を獲得しました。四国選手権は、8月26日から27日にかけて高知県で開催されます。
※写真左が平岡、中央が黒河。