【短距離】
5月5日に、ヤンマースタジアム長居で「第4回木南道孝記念陸上競技大会」が開催されました。この大会は、110mHの元日本記録保持者・木南道孝氏の功績を称えて2014年に始まりました。
この大会の一般男子400mHに有田英憲(教育経営4・鹿児島)が出場しました。チームメイトからの祈るような応援を背に、序盤から積極的な走りを見せた有田は、強豪選手たちを相手に先頭を疾走、最後の最後で交わされたものの、自己記録を大幅に更新する50秒43をマークし、日本選手権の参加A標準記録にあと0.01秒に迫りました。この記録は、先週末までの今季学生ランキング1位の記録を上回る好記録で、有田の視界には、ユニバーシアードの参加標準記録(50秒00)を突破する49秒台の記録が入ってきました。
また、この大会の招待女子100mHでは、今春、環太平洋大学を卒業したばかりの青木益未(七十七銀行)が自己記録を100分の1秒上回る13秒27をマーク、こちらは、ロンドンで開催される世界選手権出場に向けて弾みをつけました。
先日の静岡国際陸上では、400mで木村和史(四電工=5期生)が日本人4位に入る健闘を見せるなど、卒業生も好調の今シーズン。国内トップレベルで活躍する卒業生にも負けない現役学生の活躍にご期待下さい。