【中長距離】
Pikaraスタジアム(香川県丸亀市)で開催されている「香川県陸上競技選手権大会」の初日(5月4日)は、3000mSCおよび10000mに計4名の選手が出場しました。
1時間前までの暑さがややおさまった15時25分のスタートで行われた30000mSCは、レース直後から先頭に立った川東拓未(体育4・北条)に渡辺稜二郎(教育経営4・広島国際学院)がぴったりと着くマッチレース。川東を先頭に2000mを6分10秒で通過するまでは両者ともに快調、日本学生個人選手権の標準記録(9分18秒00)突破の期待が高まりました。
しかしその直後、快調に歩を進めていた渡辺が突如顔をゆがめながら失速、その後は川東の独走となり、9分20秒37の記録で初優勝を飾りました。苦しみながらもなんとか粘り抜いた渡辺は9分29秒05(IPU歴代5位)の自己新記録で2着、後方から着実に順位を上げた平松拓海(体育1・東岡山工)が6着(9分46秒72)に入りました。
日が落ちた中で行われた10000mには土居森諒(現代経営2・如水館)が出場。こちらはスタート直後から独走で、初優勝(31分10秒85)を飾りました。
<出場選手コメント>
〇 川東拓未
「前回の試合であまり走れていなかったため不安を抱えての試合となりましたが、想定していたよりも良いタイムで優勝することができました。このままの良い流れで中四国インカレに挑みたいと思います。」
〇 渡辺稜二郎
「自己記録を更新することができましたが、万全の体調で臨むことができませんでした。自己管理ができていなかった事が反省点です。今後は体調を万全に仕上げ、最後のインカレを有終の美で飾れるようにしていきます。」
〇 土居森諒
「3000mまでは良い走りができましたが、それ以降は散々の内容でした。中四国インカレまでに調子を上げて、10000mと5000mでの2冠を目指します。」