7月15日
兵庫県にある育英高校21名が、環太平洋大学に合同練習に来てくださいました。
環太平洋大学に到着し、そのあとすぐに育英高校の皆さんは、私たちの監督である 森 億先生と一緒に約3時間半のミーティングを行いました。
そのミーティングでは、主にチームビルディングについての話をしました。
パフォーマンスを発揮するには、行動と自分の状態の2つが絡み合ってなされます。
では、この2つのうちコントロールできるのは、どちらか。それは、行動です。
今の行動が、未来の自己の状態につながっていくことです。
「良い」チームを作るには、個々が「良い」選手である必要があります。では、「良い」選手とはどのような選手なのか。
皆さんは、「マンダラチャート」をご存じでしょうか?大谷将平選手が、自己実現のために高校生の頃から使っていることで有名かと思います。マンダラチャートとは、以下の図のようなものです。中心に核としてもつ目標を書き、その周りに派生して具体的な行動や心がけを書きます。このような、マンダラチャートを用いて育英高校はチーム全員で「良い」選手、また「悪い」選手について考えていきました。
高校生は、時間いっぱい考え抜き、仲間同士で意見交換をしていました。
「良い」選手とは、周りに気を配れる選手、信頼される選手など、個人では出てこないようなたくさんの意見が出てきました。
これらの考えを持ったうえで高校生は、午後のIPUの学生との合同練習に挑みました。
ミーティング後の、高校生の目はキラキラと輝き、やる気に満ち溢れていました。
いざ、練習が始まると活気の良い練習が始まりました。
練習のメニューを教えることはもちろん。それ以上に大切なのは、どのような目的を持ち、どんな未来像をもって練習をするか。
それを伝えられるよう練習に励みました。また、IPU「らしさ」を大切に練習を行いました。
私たちらしさとは、何なのか。それは、雰囲気となってにじみ出ていくと思います。
声の大きさであったり、チームメイト同士の関わりから生まれたり、様々です。
育英高校さんと合同練習をして、私たち学生も学ばせていただくことがたくさんありました。
次回また合同練習をする際は、互いのチームの「らしさ」を融合して、さらに面白く楽しい練習をしたいです。