【中距離】
4月14日から15日にかけて開催された「第1回岡山県陸上競技記録会」の1500mで、期待のルーキー3名が揃って自己新記録をマークしました。
中四国インカレの事実上の最終選考レースとなった1500m第7組。スローペースで進んだレースを中盤から建て直しチームトップの2位(3分58秒82)に入ったのは、昨秋からの長きに渡る故障に苦しみ、なんとかこの記録会に間に合わせた平岡錬(体育3・新田)でした。まだまだ本調子ではないものの、ランニング再開後1ヶ月でのこの結果は、来月の中四国インカレ、そして2ヵ月後に迫った初の全国大会(日本学生個人選手権)に向けては好材料です。
その平岡に続いたのが、環境の変化をものともしない快走を見せた期待のルーキー3名でした。平岡の背後にぴったりと着いてレースを進めた土倉稜貴(体育1・水島工)が3分59秒05(IPU歴代10位)、後方スタートで徐々に位置を上げてきた源裕貴(体育1・美祢青嶺=1124)が3分59秒90(IPU歴代14位)と、揃って初の3分台をマーク。先週のレースで不甲斐ない結果に終わった阿部利樹(体育1・報徳学園=2694)も、中盤こそやや粘りを欠きましたが、終盤で巻き返し、4分03秒53の自己新記録をマークしました。
強力な新入生の加入で勢いづいた環太平洋大学中距離チームのさらなる飛躍にご注目下さい。