9月23日に道後山クロカンパーク(広島県庄原市)にて開催された「全日本大学駅伝・女子駅伝の中国四国地区選考会」(男女とも優勝校のみが全国大会出場)で、環太平洋大学は男女揃って優勝、男子は初、女子は3年ぶり2回目の本戦出場を決めました。
13名が10キロを走り、上位8名の合計で競った男子のレースは、5キロ過ぎまで30名程度の大集団で進みましたが、土居森 諒(現代経営4・如水館)が仕掛けると、集団は9名程度に絞られました。その後、残り2キロで実近力丸(体育3・如水館)が先頭に立つと集団は6人に。1週間前の日本インカレで屈辱の最下位に沈んだ実近でしたが、その後も意地の走りで首位を守り、30分16秒で総合トップでフィニッシュ。最後の下り坂で実近に迫った土倉稜貴(体育2・水島工)が同タイムで2位。土倉は、昨年の自身の記録を1分20秒更新する快走でした。昨年総合トップの3位の選手を挟んで、4位に土居森、5位には今季急成長の小山太一(体育2・新田)が入る最高のレース。後続も粘りの力走で、チーム記録を4分以上更新する2時間5分18秒、2位に1分4秒の差をつけて、初の優勝、全日本大学駅伝の出場権を獲得しました。
8名が5キロを走り、上位6名の合計で競った女子は、堀尾和帆(こども発達2)と田辺実優(こども発達2)が先頭集団でレースを進め、近藤紗貴(体育2)、沖野 楓(体育4)の2名が先頭の見える位置でレースを進めました。中間点を過ぎて堀尾が抜け出し独走態勢を築くと、後方スタートの松崎由衣(こども発達2)、小野理央奈(体育1)も意地の走りを見せました。堀尾が16分55秒の総合トップ、田辺、近藤、沖野が6~8位に入り、ここまでの貯金をいかした環太平洋大学が、23秒差の接戦を制し、3年ぶり2回目の全日本大学女子駅伝の出場を決めました。
本戦は、女子が10月27日に仙台で、男子が11月3日に熱田神宮-伊勢神宮間で開催されます。
<男子>
1)環太平洋大学 4時間05分18秒
2)広島経済大学 4時間06分22秒
3)広島大学 4時間10分26秒
<女子>
1)環太平洋大 1時間47分00秒
2)東亜大学 1時間47分23秒
3)岡山大学 1時間55分39秒
<大会情報>
全日本大学駅伝(11/3・熱田神宮~伊勢神宮)
https://daigaku-ekiden.com/ (大会サイト)
https://www.tv-asahi.co.jp/ekiden51/ (TV局サイト)
全日本大学女子駅伝(10/27・仙台)
http://www.morino-miyako.com/