9月12日から15日にかけて、岐阜メモリアルセンター 長良川競技場(岐阜)で開催された「第88回日本学生陸上競技対校選手権大会」(日本インカレ)の初日、男子1500m予選に出場した平岡 錬(体育4・新田)、千原康大(体育4・松江商)そして中井啓太(体育4・鳥取城北)の3名が、見事、全員着順で決勝進出を果たしました。
5月の中国四国インカレで、初の表彰台独占を果たしたこの種目。この大会で2位に入り、翌週に3分50秒86の好記録(日本インカレB標準突破記録)をマークした井下大誌(体育1・尽誠学園)の出場が叶わないという激戦。代わりに3分46秒88の記録を持つ中井啓太(体育1・鳥取城北)が入り、A標準突破者3名で臨みました。
その予選1組、日本学生個人選手権で3位に入った平岡が切れ味鋭いスパートで3分50秒70の2着に入ると、2組では、決してペースは速くなかったものの3分49秒52のシーズン最高記録をマークした千原が3着、スローペースの3組では中井が悠々の1着フィニッシュと、全員危なげない走りで決勝進出を果たしました。
優勝、表彰台、そして3名入賞を目指して臨んだ決勝は12、13、15位に沈みましたが、「日本一の中距離チーム」を目標に掲げる環太平洋大学が、その目標に確実に近づいた2日間の戦いでした。今回は出場が叶わなかった井下、そして同じく1年生の片山直人(体育1・広島皆実)ら、卒業する2人の穴を埋める有望な下級生も育っています。チームの目標達成に向けて、勢いを緩めることなく進み続けます。