このたび開催された2025年柔道世界選手権大会（ハンガリー・ブダペスト）において、本学卒業生の田中志歩さん（女子70kg級）および嘉重春樺さん（女子63kg級）がそれぞれ金メダルを獲得し、世界チャンピオンの栄冠に輝きました！
本学での学生時代、厳しい稽古と真摯な努力を積み重ねてきた二人が、世界の舞台で最高の結果を出してくれたことは、大学関係者・在学生・卒業生一同にとって、これ以上ない喜びです。
◆ 世界の頂点に立った田中志歩さん（女子70kg級）
17日の女子70kg級では、11期生・田中志歩選手（JR東日本所属）が粘り強い試合運びで強豪を次々と下し、悲願の初優勝を達成いたしました。
在学中から全国大会で好成績を収め、本学柔道部を牽引してきた存在です。
◆ 飛躍の金メダル・嘉重春樺さん（女子63kg級）
12期生・嘉重春樺選手（ブイ・テクノロジー所属）は、世界ランキング上位選手との激戦を次々と制し、決勝では粘り強い試合運びから勝利をつかみ取りました。初出場ながら全試合を寝技で制し、見事優勝を果たしました。
大学時代には田中さんとともに互いに高め合い、日々稽古に励んできた姿は、今も多くの後輩たちの記憶に残っています。
【矢野監督コメント】
両名の堂々たる活躍は、在学生にとっても大きな励みとなっており、学生たちはこの良い刺激を受けて、
6月28日に開催される全日本学生柔道優勝大会（5人制団体）に向け、士気高く準備して参ります。
【戦績】
63kg級 嘉重春樺(ブイ・テクノロジー) 成績：金メダル
【2回戦】嘉重春樺○縦四方固(3:06)△タン・ジン(中国)
【3回戦】嘉重春樺○送襟絞(1:46)△イヴァ・オベラン(クロアチア)
【準々決勝】嘉重春樺○優勢[有効・小内刈]△ボルド・ガンハイチ(モンゴル)
【準決勝】嘉重春樺○肩固(3:01)△ナウアナ・シウバ(ブラジル)
【決勝】嘉重春樺○GS有効・崩袈裟固(GS0:47)△カトリーヌ・ブーシェマン＝ピナール(カナダ)
70kg級 田中志歩(JR東日本) 成績：金メダル
【2回戦】田中志歩○反則[指導3](3:40)△カヤ・シュステル(スロベニア)
【3回戦】田中志歩○GS技あり・隅落(GS2:51)△タイス・ピナ(ポルトガル)
【準々決勝】田中志歩○優勢[有効・横四方固]△ミリアム・ブートケライト(ドイツ)
【準決勝】田中志歩○優勢[有効・払腰]△アイ・ツノダ＝ロウスタント(スペイン)
【決勝】田中志歩○GS有効・大外落(GS0:12)△ララ・ツヴェツコ(クロアチア)
