アジア大会出場の韓国代表選手6名がIPUへ!

2026年9月3日、環太平洋大学のトラックを舞台に、今シーズン最後となる「IPUチャレンジ」が開催されました。今回の大会には、本学の日本人学生、県内の高校生に加えて、本学で合宿中の台湾選手、そして、この春に本学に入学したばかりのスリランカ出身、コディトゥワック・タクシマ・ヌハンサ(競技スポーツ科学科1年)、さらには、日本国内での合宿を終えたばかりの韓国代表選手6名が出場し、これまで以上に国際色豊かな大会となりました。韓国代表選手6名は、全員が今月開幕の愛知・名古屋アジア大会への出場を予定しています。

大学の競技会でありながら、各国の代表クラスの選手が同じスタートラインに立つ。そこには、記録を狙うだけではない、IPUチャレンジならではの新たな価値が生まれつつあります。


アジアを代表する選手たちがIPUに集結
今回来学した韓国代表には、男子1500mの韓国記録保持者で、アジア選手権2位の実績を持つイ・ジェウン選手をはじめ、女子1500mで韓国記録を更新したパク・ナヨン選手など、国際舞台で活躍する選手たちが名を連ねました。さらに男子1500mには、台湾歴代7位の記録を持つ林佑安選手も出場。約1カ月にわたりIPUで合宿を行ってきた成果を確認する機会にもなりました。一方、本学の選手たちは、こうした海外の選手を相手にペースメーカーを務めるだけでなく、真正面から勝負を挑みました。普段のトレーニング環境で、アジア大会に出場する選手たちと直接競い合えることは、学生アスリートにとって非常に貴重な経験です。レース前の準備、ウォーミングアップ、レース運び、そして勝負どころでの動き。数字だけでは分からない世界レベルの「当たり前」を、間近で体感する機会となりました。


男子・女子1500mで大会新記録
レースでは、その高い競技レベルを象徴する結果も生まれました。男子1500mではパク・ジョンハク選手が3分47秒03の大会新記録をマーク。女子1500mでもキム・ユジン選手が4分24秒06を記録し、こちらも大会記録を更新しました。男子800mでは、韓国のイ・ジェウン選手が1分48秒52で大会歴代2位。2着に入った清水暖太(体育学科4年・宮崎北高校)も1分49秒72と、大会歴代3位に入る好走を見せました。女子800mでは、パク・ナヨン選手が2分07秒81で大会歴代2位。男子1500mでは平岡錬選手(レデイ薬局=卒業生)が3分50秒89で大会歴代2位に入るなど、複数種目でハイレベルな記録が並びました。


「強い選手を招く」だけではない国際交流
今回のIPUチャレンジで大切にしたのは、海外の強豪選手を招待してレースを行うことだけではありません。同じトラックで練習し、同じ場所で生活し、そして競い合う。その過程そのものが、学生たちにとって大きな学びになります。海外選手にとっても、日本の大学が持つトレーニング環境やスポーツ科学のサポートを経験し、日本の選手や指導者と交流する機会となります。競技会を起点として、トレーニング、研究、国際交流がつながっていくことは、大学スポーツだからこそ実現できる取り組みの一つです。環太平洋大学陸上競技部では、国内だけに目を向けるのではなく、日常的に世界の選手と接する環境づくりを進めています。世界で戦うためには、「世界」を特別なものにしないこと、海外の代表選手と同じトラックで走り、同じ練習環境を共有することが日常になれば、学生たちの基準そのものも変わっていきます。今回のIPUチャレンジは、その可能性を改めて感じさせる大会となりました。

次回は2027年3月開催予定
数多くの自己ベストと好記録を生み出してきた2026年のIPUチャレンジは、今回で終了しました。しかし、この取り組みはまだ発展の途中です。次回のIPUチャレンジは2027年3月の開催を予定しています。大学生はもちろん、高校生、実業団選手、そして海外選手まで、カテゴリーや国籍を越えて刺激し合える競技会へ。

「速い選手が集まる大会」から、「世界につながる大会」へ。
環太平洋大学は、これからも競技、スポーツ科学、そして国際交流を掛け合わせながら、世界を目指すアスリートが成長できる環境をつくっていきます。次回も、多くの選手の皆さんの挑戦をお待ちしています。

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