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    揺るぎない研究基盤を築く(第4弾)―木野ゼミが挑む問題解決型学習と学級経営改革

    目次

    研究の目的

    最先端の次世代型道徳教育を研究する木野ゼミでは、「道徳科及び学校の教育活動全体で行う道徳教育」における「問題解決型学習」の開発・実践を進めています。

    5月31日(土)、木野ゼミ3年生・4年生が「日本学級力向上研究科岡山分科会キックオフ研修会」に参加し、学級力向上プロジェクトの運営に参画させて頂きました。このプロジェクトは、学級力アンケートとレーダーチャートに基づいて個人や集団の成長を相互作用的に促すことを目的としており、子どもが主体的にR-PDCA(従来のPDCAサイクルの前にResearch(状況把握)のフェーズを追加したもの)に取り組みながら、学級経営の改善を図ります。

    研修会の内容

    研修会のはじめに、会長の田中博之教授(早稲田大学教職大学院)から岡山分科会発足の祝辞とともに、ご自身の理論である「学級力向上プロジェクト開発実践」の歴史について解説をいただきました。続いて、同研究会の岡山分科会共同リーダーの木野正一郎(IPU・環太平洋大学)より「学級力向上プロジェクトの進め方」、古西智主幹教諭(赤磐市立山陽北小学校)より「学級力向上プロジェクトの実践事例」の紹介があり、理論、指導上の配慮事項、開発実践の具体例について説明されました。

    質疑応答では、4年生ゼミ長、3年生ゼミ長、3年生副ゼミ長から核心を突いた意見が出され、会場は大いに盛り上がりました。この流れの中で、田中教授から「このプロジェクトは部活力や企業力、個人成長力、道徳力などにも活用できます」という追加の解説を導き出し、学生たちは自信に満ちた笑顔の表情を見せました。所属している体育会で培った原体験と感覚が生かされたようです。

    参加した学生たちから、「卒業論文や部活動にきっと生かせそう」、「2時間があっという間に過ぎ、学問の楽しさを知った」、「運営は大変だったが、研修会の裏にたくさんの人の協力があることを知った」、「おもてなしの大切さを知った」などの意見が寄せられました。一歩一歩、確実に教育研究の階段を昇る学生たちの姿を笑顔で見守りたいと思います。

    なお、今回の研修会には、公益財団法人理想教育財団から、100部の資料パッケージ援助をいただきました。ここに感謝の意を表します。(ご関心のある方は、木野研究室にどうぞご来室ください。)

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    イベント情報

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