岡山駅前の「ピーコック噴水」がIPUに再登場！ランニングパーク落成式を開催

2025年7月8日（月）、本学に新たに整備された「ランニングパーク」の落成式が行われました。

陸上競技部をはじめとする学生アスリートのトレーニング拠点として整備されたこの施設は、“走り”に特化した環境を整えた、実践的なトレーニングパークです。

式典では、関係者によるテープカットとともにマーチングバンド部によるファンファーレが鳴り響き、晴れやかな空気に包まれました。また、学内で実施された施設の愛称公募では、277件の応募の中から、施設のシンボルの名にちなみ「ピーコック」が選ばれました。

今回完成したランニングパークの一角には、かつてJR岡山駅前で長年市民に親しまれてきた「ピーコック噴水」のオブジェが設置され、話題を集めています。この「ピーコック噴水」は、1975年（昭和50年）の山陽新幹線全線開通を記念して駅前に設置され、市民の待ち合わせ場所や憩いの場として親しまれてきましたが、昨年6月、路面電車の乗り入れに伴う再整備のため撤去されていました。

このたび本学がその歴史あるオブジェを受け継ぎ、学生の活動を見守るシンボルとして再設置しました。水は出ませんが、夜間はライトアップされ、学内外の人々が眺められる開放的な配置となっています。

新たなランニングパークとともに、地域の思い出と学生の未来が交差する場として、「ピーコック」が本学に新たな風を吹き込んでくれることを期待しています。