高校生と大学生、企業が共創した「ハイスクールマフィン」-農林水産省コンテスト優秀賞受賞で3冠達成
IPU環太平洋大学サステナブルブランドプロジェクト(扇野ゼミ)が参画する高大連携・産学連携プロジェクト「ハイスクールマフィン」が、農林水産省主催「第2回みどり戦略学生チャレンジ」中国四国ブロック大学・専門学校の部で優秀賞を受賞しました。
また、2025年11月のブランドマネジメントアワード奨励賞に続き、2026年3月26日に表彰式が予定されているソーシャルプロダクツアワード2026でもソーシャルプロダクツ賞の受賞が決定しており、これにより3冠を達成しました。

ソーシャルプロダクツアワード2026
本プロジェクトは、2024年5月より、坂出第一高等学校、菓子工房ルーヴ、株式会社朝日通商、IPU環太平洋大学が連携し、地域資源を活かした持続可能なスイーツづくりに取り組んできたものです。香川県産小麦「さぬきの夢」、米粉「おいでまい」、さぬき讃レモンを使用し、果汁を搾った後の柑橘果皮の再活用や希少糖の採用など、環境・健康・地域に配慮した商品として開発されました。2025年5月2日からは香川県高松市のかがわ物産館 栗林庵で販売され、現在も人気商品として展開されています。


3月11日に本学で行われた表彰式には、4年ゼミ生でリーダーの林海穏さんと、2年生の中国人留学生リシケンさんが参加しました。林さんは3年次のゼミナールⅠの頃から本プロジェクトに携わり、高校生とのワークショップをはじめ、商品開発、試作、改良に至るまで中心的な役割を果たしてきました。


表彰式は本学フィロソフィアにて執り行われ、農林水産省中国四国農政局の猪上誠介次長より表彰状が授与されました。

学生たちが世代や立場を越えて協働し、地域企業の専門性と結びつくことで、社会に届く商品へと育て上げた実践は、本学の学びの大きな成果であり、今回のコンテストでも高く評価されました。

「ハイスクールマフィン」は、地域課題と向き合いながら、食を通じて人と地域をつなぎ、社会的価値を生み出す取組として高い評価を受けています。また、4月からはハイスクールシリーズ第2弾の開発もスタートする予定であり、今回の表彰式は、2年生のリシケンさんが先輩たちの想いと実績を引き継ぐ節目の機会にもなりました。

中国四国農政局の皆様からは、開発の経緯や工夫について多くの質問が寄せられ、林さんを中心に、扇野ゼミの学生たちがどのように関わり、試行錯誤や改善を重ねながら商品化へとつなげていったのかを語りました。

学生プロジェクトにありがちな「アイデアだけで終わる取組」ではなく、産業界のプロフェッショナルによる、商品化に向けた厳しくも真摯な姿勢から大きな学びを得たことで、本プロジェクトは短期間で具体的な形へと結実しました。また、本取組は、自由な発想を形にするだけでなく、社会において不可欠となる納期、予算、消費者行動といった諸条件を踏まえながら、限られた条件の中で最大限の成果を導き出す力を養う実践の場にもなりました。林さんにとっても、本取組はゼミ活動の中で最も印象に残る活動の一つになったと語りました。

IPU環太平洋大学では、今後も産学連携・高大連携を通じ、学生が実社会の中で学びを深め、地域に新たな価値を生み出す教育活動を推進していきます。






