【体育学科】被災時の状況を視野に入れた体験学習「防災キャンプ」
体育学科には、『防災キャンプ』という特徴的な学外実習授業があります。この授業では、災害発生時・被災時を想定して、防災活動や救急救命、傷病者搬送法などについて、科学的見地から明らかになっている合理的な対処方法を実習形式で学びます。
2023年度の防災キャンプは、夏休み中に2回に分けて、倉敷市自然の家で行われました。合計118名の学生が参加し、陸上自衛隊岡山地方協力本部の協力を得て、災害派遣などの実績ある自衛隊隊員約20名のみなさまからご指導をいただきました。
この実習では、グループでの活動を基本とし、自衛隊の訓練プログラムや野外アクティビティ体験を通じて、集団でのコミュニケーションや自己および他者の理解、リーダーシップなど、非認知能力の涵養を図ります。IPUの体育学科では、このような授業を通して、体育人・スポーツ人として、備えておくべき資質と知識を実践的に身につける体験の機会を提供しています。