【こども発達学科】ニュージーランド保育実習<第2報>観察から始まる学び
IPU・環太平洋大学 次世代教育学部 こども発達学科の「ニュージーランド保育実習」の大きな特徴の一つが、保育の観察とヒアリングを積極的に行うことです。
学生たちは、ただ施設を見学するのではなく、自分自身で観察テーマを設定し、そのテーマに基づいて学びを深めていきます。事前学習では、東岡山IPUこども園にて日本の保育を観察し、現場での見方や記録の方法を学びながら、ニュージーランドでの観察へとつなげていきます。
特に重要なのが、観察テーマを明確にすることです。学生たちは、それぞれの関心に応じてテーマを設定し、そのテーマが日本の「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」ではどのように示されているのか、またニュージーランドの乳幼児カリキュラム「テ・ファーリキ」ではどのように扱われているのかを学びます。

テーマと指針・要領の位置づけを理解した上で、実際の保育現場で観察を行うことで、学びはより深く、具体的なものになっていきます。
観察では、何を見るかだけでなく、どのように見るかも重要です。
子どもの集中を妨げないようにそっと見守る、子どもの目線に合わせてあたたかく関わるなど、観察の立ち位置や姿勢にも工夫が求められます。



また、観察と並行して記録を取ることも大切な学びの一つです。
プライバシーに配慮しながら、その場で起きている事実と自分の推測を分けて記録したり、物的環境と子どもの関わりを整理したり、保育者の言葉に着目したりと、多様な視点で保育を捉えていきます。このようにして、学生たちは日本で観察の基礎的なスキルを磨いていきます。
記録を取りながら、目の前で起こる貴重な一瞬を見逃さず、次の視点や新たな気づきを捉えようとする姿は、まさに実践的な学びそのものです。




このように、学生たちは観察を通して日本との違いやニュージーランド保育の特徴を学び、自らの保育観を広げています。観察する力を磨くことは、保育を深く理解する力を育てることにもつながっています。





