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【こども発達学科】「公立保育園合格&柔道団体戦優勝!」2つの夢をパーフェクトにかなえた!内定者へインタビュー

女子柔道部で今季キャプテンを務める衣笠裕美子選手(次世代教育学部こども発達学科4年、東大阪大学敬愛高校)が、立て続けに大きな夢を手にしました。1つは団体戦の全日本学生優勝大会(女子1部5人制)の10年ぶり3度目の優勝。そして2つ目は、公立保育園の採用試験合格です。

目次

内定者インタビュー

衣笠 裕美子(きぬがさ ゆみこ)さん
次世代教育学部こども発達学科4年
東大阪大学敬愛高等学校 出身

衣笠さん 柔道(の優勝)に関しては、良い成果が出たなという思いがあります。中学と高校の保健体育の教員免許取得もしている関係で、教育実習に行く機会などもあって、私自身の力をチームに100%還元できたかというと、そうではない現状はありますが、その現状を理解してくれる仲間がいて、なおかつ私が発信したことに対して、100%以上で返してくれるチームメイトがいたからこそ、優勝ができたと考えています。公立保育園の試験は、すごく不安だったんですけど「合格」の文字を見た時はすごくうれしかったですね。

小学校に入学したころから、夢は保育士でした。兄が2人の3人兄妹で「妹や弟への憧れがあった」と言います。保育園に通園中から、自分より年下のクラスで先生方のお手伝いをするのは当たり前。学校で「将来の夢」という課題を出された時には、いつも「保育士」と書いて、提出しました。柔道は、小学2年生の時、2番目の兄と一緒に始めました。中3で初めて全国大会に出場、稽古で実業団選手とも組み合うほどの強豪高校でもまれ、70㌔級の個人戦で全国ベスト16に入るほどの力をつけました。

10年ぶりに優勝大会を制した環太平洋大学柔道部
賞状を持つ衣笠さん(左)

―IPUを選んだ理由を教えてください

衣笠さん 柔道も強くて、保育士と幼稚園教諭の免許の取得も両立できる大学がどこか、というのを調べた時に、IPUの名前がすぐに上がってきました。学校や柔道部を見学した時の雰囲気も良いなと思いましたので、この大学を選びました。

大学入学当初はコロナ禍のまっただ中でした。最初の年は大会のほとんどが中止となり、感染リスクの低減をはかるため、組み合う稽古もほとんどできませんでした。女子柔道部員で小さなグループに分かれ、交代でソーシャルディスタンスを守って山登りしたり、マンションの駐車場にウェイトトレーニングの機材を持ち込んで筋力をつけたりしながら、先の見えない毎日を過ごしました。そんな中でも、保育士や幼稚園教諭に関する講義はオンラインで実施され、講義の中で教えられた歌を録音して課題として提出するなどして、順調に単位の取得が進んでいきました。

2年生になると、柔道の稽古も、大学の授業スタイルも、徐々に本来の姿に戻ってきました。平日は週4回、朝7時から同8時までの朝稽古があり、授業後に再び午後5時から同7時半までの全体トレーニング。週末も土曜日は午前か午後、あるいは両方に稽古が行われ、大会のない日曜日だけが、完全オフでした。3年生の秋には保育士・幼稚園教諭の志望者が出題傾向や受験情報を共有しながら学習する〝幼保大志会〟に加入。練習後は、大学内の自習施設・創志学館で、閉館の夜10時まで教養科目など、受験する自治体の対策問題に取り組み、マンションに戻る生活を続けました。

―採用試験までどのように過ごしていましたか

衣笠さん 起きている時間のほとんどは大学内にいたと思います。ただ幼保大志会の先生から「やっぱり息抜きもしないと、勉強は続かないから、週に1回は息抜きする時間を作ったほうがいいよ」というアドバイスもありましたので、日曜日だけは〝気が向いたら勉強する〟ぐらいの気持ちで過ごしました。「裕美子ちゃんは、裕美子ちゃんのペースでやればいいよ」という言葉もあったので、コツコツ自分のペースで勉強を進めることができたと思います。

今春、柔道部の矢野智彦監督は、就職活動を迎える現4年生を集めました。「柔道と就職活動の両立は難しいけれど、どちらもうまくやれないと、柔道で目指している成績は出せないし、就職活動でも、自分が行きたいところには行けない。就活を考える時はそちらが100%、柔道の畳に上がる時は、就活のことは一旦忘れて、100%柔道に取り組みなさい」と、その場で伝えたといいます。衣笠さんは、「それでも部活動中に、『ちょっと、あれ(の勉強)が足りてない』って思ったことはありますね」と、笑いながら本音も話してくれました。ただ「あれしなきゃ。これしなきゃって、頭がパンパンになる時は、大抵どちらもうまくいかなくなるので、切り替えるようにはしました」と振り返ります。

―受験を考えている高校生にメッセージをお願いします

衣笠さん 部活動と、保育士・幼稚園教諭になる夢を両立したい強い思いがある学生には、本当に最適な環境だと思います。競技にものすごく実績のある先生が多くて、国内のトップレベルでプレーを続けることもできますし、保育でも専門的な知識が学べます。不安になった時に、親身に話を聞いてくださる先生も多いですので、保育士・幼稚園教諭を考えている方は、安心して飛び込んでほしいですね。

次の衣笠さんの目標は、10月の全日本学生柔道体重別団体優勝大会(インカレ、7人制)で、今回の団体戦との2冠を獲得し、大学生活の有終の美を飾ること。そして卒業後には、念願の保育士として、社会人としての一歩を踏み出します。

―次の目標を教えてください

衣笠さん 7人制では、自分ももっと戦力になって優勝したいですね。保育士としては、柔道の経験も活かして、運動遊びを多く取り入れたいと思います。太陽の下でめいいっぱいカラダを動かしてもらいたいです。そして、信頼される保育士になりたいです。共働きなどで家族が一緒にいる時間が減って、保育士との関わり方が、子どもたちの将来に影響する部分が多くなってきていると聞きますから、信頼して子どもを預けてもらえる保育士になりたいです。

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