【伝統と革新が融合!】和気閑谷高等学校とIPU・環太平洋大学、教育連携協定を締結
7月8日(月)、IPU・環太平洋大学において、岡山県立和気閑谷高等学校とIPU・環太平洋大学の教育連携協定が締結されました。協定調印式では、岡山県立和気閑谷高等学校・赤松一樹校長、本学・大橋節子学長による協定書への署名・交換が行われました。この協定では、両校が相互に連携して教育交流を推進すると共に、地域社会を継続・発展できる優れた人材の育成に寄与することを目的としています。
和気閑谷高等学校は、岡山藩主・池田光正が開いた「閑谷学校」の歴史と精神を引き継いだ、創学354年の伝統ある学校です。本学は、2022年8月に高校が所在する和気町と包括連携協定を締結。町の核である高校と連携し、地域をフィールドとした探究学習や国際教育を推進してまいりました。2022年からは廃校となった旧和気小学校で「IPUスクールフェス」を開催し、2回目の昨年度は、和気閑谷高等学校の生徒たちも教師役として参加し、「夢」をテーマにしたオリジナルの授業を小学校3.4年生対象に実施しました。教員を目指す本学次世代教育学部・教育経営学科の学生が企画段階から高校生を支援し、授業を一緒に作り上げていきました。
調印式では和気閑谷高等学校出身の山田 瑞耀さん(教育経営学科3年)が挨拶をされました。「IPUスクールフェス」への参加経験のある山田さんは、「現在、小学校教員を目指して勉強しているのも、学友会で活動しているのも、高校での探究学習『閑谷學』で学びの面白さに出会ったおかげです」と、高校の先生方に感謝の言葉を述べられました。
今後、両校が実施する各種行事やイベント等への相互参加・協力を推進するとともに、教育や研究に関する情報交換など、教員相互の交流促進においても連携を図る予定です。 IPU・環太平洋大学は、地域の高校との教育交流を通して地域との相互理解を深め、高校教育と大学教育の活性化を図ってまいります。