【こども発達学科】音楽で心がつながるXmasコンサートー特別養護老人ホーム「せとうちの郷」に届けた温かなひととき

2025年12月16日、環太平洋大学 次世代教育学部 こども発達学科の学生が特別養護老人ホーム「せとうちの郷」にて、アウトリーチによるクリスマスコンサートを開催しました。

本コンサートは、髙崎ゼミナールの音楽表現研究を行う4年生にこども発達学科有志1年生4名を加え、学年を超えた協働によって企画・運営され、保育士・幼稚園教諭を目指す学生たちが、日頃の学びの成果を生かし、「音楽を通して人と人がつながる時間」を大切にしたプログラム構成となりました。

プログラムの冒頭では、ピアノ伴奏に合わせて歌いながら行う手遊び「グーチョキパーでクリスマス」を披露。入居者の皆さまや職員の方々も学生と一緒に歌いながら手を動かし、会場全体が自然と笑顔に包まれ、あたたかな雰囲気の中でコンサートがスタートしました。

その後は、「クリスマス・メドレー」や「小さな世界」のアンサンブル、メンバー紹介を兼ねた曲当てイントロクイズ、さらに「マツケンサンバ」では手拍子が広がり、会場は大いに盛り上がりました。アンコールでは、坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」を会場の皆さまと一緒に歌い、心がひとつになる時間を創出できました。

施設課長吉川様より「入居者の皆さまが終始笑顔で、普段あまり表情の変化が見られない方も自然と口ずさんでおられる姿が印象的でした。職員にとっても心に残る大変貴重な時間となりました」との温かいお言葉を頂戴しました。学生たちにとっても、音楽表現が人の心に寄り添い、場をつくる力をもつことを実感する、かけがえのない学びの機会となりました。 今後も本学こども発達学科では、地域と連携した実践的な学びを通して、豊かな人間性と専門性を備えた保育者・教育者の養成に取り組んでまいります。







