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    【キッズビジネスパーク】「体験できるか」は運じゃない-IPUが挑む体験格差のリアル

    IPU・環太平洋大学では2024年から子どもたちの「体験格差」の解消にチャレンジしています

    現在、私たちの社会には「貧困の連鎖」という深刻な課題が横たわっています。

    中でも近年、新しい格差として認識されるようになったのが「体験格差」です。これは、家庭の経済状況や環境の違いによって、子どもたちがスポーツや芸術に触れる機会に大きな差が生まれている問題を指します。かつては学校外での体験は「遊び」として片付けられがちでしたが、近年ではこの格差が子どもの将来の能力や学力に直結する深刻な社会課題として注目されています。

    とりわけ、児童養護施設で暮らす子どもたちにとって、「体験格差」は単なる「レジャーの不足」ではなく「社会から切り離された感覚」や「将来の自立への不安」に直結する非常に深刻な問題であり、一般家庭の子どもたち以上に特有の「壁」が存在しています。


    そこで、IPUでは2024年度より『公共経営セミナー』(担当:現代経営学科 山本満理子特任准教授)の授業等において、児童養護施設の子どもの体験格差解消の取り組みをスタートさせました。

    第1弾として2024・2025年、IPU第1キャンパスで開催されている「キッズビジネスパーク」((一社)教育ソリューション研究協議会主催、本学特別協賛)に児童養護施設の子どもたちを招待しました。


    この企画は、「お仕事体験を通じて未来を切り拓く力を育くもう!」というイベントですが、
    ①保護者の引率が前提のイベントであること
    ②参加費が必要であること
    この2点において児童養護施設の子どもたちの参加が難しい状況にありました。

    それぞれの課題を解決するためにチームに分かれて検討した結果、費用面は趣旨に賛同してくださる方に寄付を呼び掛け、学内外から多くの賛同を得ることでクリア。また当日の引率は、本学のフリースクール「IPUブリッジ」を運営している学生団体「アワーユニバース」のメンバーを中心に、日頃から子どもたちに接することに慣れている学生が児童1人につき1人、保護者として一緒に回りました。

    多くの地域の企業様から、「自分たちにはできないことなので、心から応援します。」という声とともにたくさんのご厚意を寄せていただいたことに感謝いたします。こうした社会課題解決における大学の可能性を大いに感じる機会となりました。

    「子どもたちに必要なのは、立派な教育プログラム以上に、『自分が行きたいと言った場所に、自分を大切に思ってくれる誰かと一緒に行く』という、当たり前の経験なのです。」これは、ある児童養護施設の職員の方の言葉です。限られた予算と人員で多くの子どもを育てる施設において、子どもたち一人ひとりの「やりたい」を叶えるのはなかなか難しいのが現状とのこと。イベント当日、子どもたちがそれぞれの引率学生と思い思いに過ごしている楽しそうな姿はとても印象的でした。

    2025年はさらにその支援をひとり親家庭の子どもたちにも拡大。キラキラした子どもたちの笑顔に溢れたキャンパスは、普段の大学とはまったく違う姿でした。

    体験格差は「家庭の自己責任」ではなく、社会全体で解決すべき課題です。そしてそれは単に「楽しい思い出がない」だけで終わるものではなく、本学が大切にしている「非認知能力」の育成を阻害するものでもあります。これからもIPUは、様々な社会課題の解決に取り組んでまいります。

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