【こども発達学科】ニュージーランド保育実習<第3報>学びを深化させる振り返り
IPU・環太平洋大学 次世代教育学部 こども発達学科の「ニュージーランド保育実習」では、保育の観察後の振り返りを非常に重視しています。
本実習では、1つの園につき約2時間の観察を行います。しかし、学びを深める上で特に大切にしているのは、その後の振り返りの時間です。振り返りには観察時間の倍にあたる時間を確保し、その日に見た保育の理解や考察を深めるとともに、次の観察につながる新たな視点を得ていきます。
振り返りは、いくつかの段階に分けて行います。

まずは、個人での振り返りです。最低でも1時間ほどかけ、自分で設定した観察テーマに基づいて整理を進めます。保育者から聞いた話をまとめたり、いただいた資料を読み直したり、園内環境を撮影した写真を見返したりしながら、その場で得た気づきを丁寧に言葉にしていきます。
次に行うのが、3〜4名のグループでの振り返りです。それぞれが見てきたテーマについて発表し合い、互いに質問を重ねながら、共通点や相違点について考えていきます。また、自分一人では気づかなかった視点に触れることで、学びはさらに広がっていきます。グループでの振り返りでは、「日本の保育との違い」、「自分が働くとすればどこで働きたいか」、「印象に残っている写真とその理由」などをテーマに話し合う姿が見られました。

そして最後は、全体での共有です。グループごとの気づきや考察を全員で共有することで、個人や小グループの学びが全体へと広がり、多面的にニュージーランド保育を捉えることができるようになります。

振り返りの集大成として、最終日にはそれぞれが学んだことのプレゼンテーションを行いました。12月から始まった日本での学びからここまでのプロセスを振り返り、プログラム前提を振り返る機会となりました。
このように、ニュージーランド保育実習では、「観察して終わる」のではなく、「観察し、振り返り、次に生かす」というサイクルを大切にしています。この積み重ねこそが、学生たちの学びをより深く、より実践的なものにしています。






