【現代経営学科】元韓国大統領秘書室行政官・林守澤氏による特別講演会を開催―AI時代に求められる力を学ぶ
2026年6月8日、IPU環太平洋大学に元韓国大統領秘書室行政官の林守澤(イムステク)先生をお招きし、経済経営学部 現代経営学科主催の特別講演会が行われました。この講演では、ソウルデジタル大学校理事、大統領秘書室行政官等を歴任されたご経験をもとに、「激変する世界の中での日本の位置づけと選択-日本の若者たちへのメッセージ」というテーマで、AIの進化と日本の将来展望、AIの時代に求められる能力についてご講義されました。

講義では、メガトレンド(超接続社会、デジタル化、都市化、気候変動、人口増加および高齢化、AI・ロボット化)を踏まえた上で、私たち自身が、また日本がどのような視野を持ち行動していくべきかを熱を込めて語られました。
とりわけAIの進化に伴う社会の変化について強調され、A2A(Agent to Agent)、つまりAIエージェント同士が自律的に連携する「取引の自動化革命」で、人間がAIとどういう関係を構築すべきか、またAGIC(AIが人間と同等の知性を持つ状態)からASIC(AIが人間の知性を凌駕する超知能を持つ状態)に移行する時代に、人間はどう生きるべきかといったテーマを熱心に講義されました。人間は知識量ではAIにかないませんが、賢くAIに質問する能力、人間自身がゴール(目的・目標)をしっかり設定してAIを利用する能力などが求められる時代になっていくので、そうした能力を高めていく必要があると強調されました。


また、日本に対する評価としては、日本の技術力を高く評価した上で、スピードとチャレンジ精神の面でこのメガトレンドの時代を生き抜く力が弱いと指摘されました。そして、学生に対しては、時代の変化の波に乗り、さらにそれをリードしていく気概を持ってほしいとの激励のメッセージがありました。
林守澤(イムステク)先生:
韓国外国語大学校大学院経済学科、早稲田大学校大学院公共経営研究科修了。元韓国大統領秘書室行政官。
元ソウルデジタル大学校理事。現在、ソウル特別市経済人協会諮問委員会委員長、APEA(Asia Pacific Entrepreneur Association) 韓国代表。







