岡山大学大学院 社会文化科学研究科 博士後期課程 「SHARE&CHILL!!」代表 次世代教育学部 ホアン ゴック ビック チャンさん

ベトナムと日本の架け橋を目指して
技能実習生が日本で共存するための
教育プログラムに取り組む。

ベトナムと日本の架け橋を目指して技能実習生が日本で共存するための教育プログラムに取り組む。

ベトナム出身のビックチャンさんの目標は「教育を通じてベトナムと日本の架け橋になる」こと。この目標には、ベトナム人技能実習生が、日本の社会で、゛単なる労働力゛ではなく、人間であり、生活者として共存できる社会をつくりたいという思いが込められている。この思いを実現するには、日本語習得に加えて、市民性を培う教育も必要だ。現在、ビックチャンさんは、岡山大学大学院で、日本語教育のあり方とカリキュラムの研究に取り組むと同時に、日本語習得と地域コミュニケーションの機会を創出する「SHARE＆CHILL‼」の代表として活動している。「IPUで日本語と文化を学び、日本語教師養成プログラムを受けたことがきっかけとなった。特に、留学生を対象とした模擬授業を行った経験はとても貴重だった」と当時を振り返る。研究は簡単ではない。「だからこそ私がやる」とビックチャンさんは語った。

岡山大学大学院 社会文化科学研究科
博士後期課程
「SHARE&CHILL!!」代表
ホアン ゴック ビック チャンさん
次世代教育学部 2019年卒業
クォック・ホック高等学校 出身／ベトナム