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    【現代経営学科】9チーム・5カ国の学生が挑戦-パーパス起点のブランド開発プロジェクト始動

    経済経営学部 現代経営学科では、ブランドの本質である「パーパス(存在意義)」の探究から始まる実践型授業として、3・4年生を対象に「ブランド戦略論」(担当:扇野睦巳 特任准教授)を開講しています。

    今年度は、ベトナム・中国・トンガ・ニュージーランド・オーストラリア出身の留学生も参加し、多様なバックグラウンドをもつ約50名の学生が受講。9つのチームに分かれ、社会課題の解決や異文化交流をテーマに、独自のブランド構築に取り組んでいます。

    ※授業では、グループワークにおける調査活動のためスマートフォンの使用を認めており、またパッケージデザイン研究を目的とした商品の持ち込みも許可しています。

    授業では、ブランドを「ロゴやデザイン」からではなく「社会にどのような価値をもたらす存在か」というパーパスから考察します。

    学生たちは、地域課題、国際理解、ウェルビーイング、エシカル消費、環境配慮など、各チームが自ら設定したテーマを軸にブランドの方向性を言語化し、ブランド構築のプロセスを体系的に学びながら、プロトタイプ作成にも挑戦しています。

    多文化環境で学ぶことで、学生たちは互いの価値観や文化的前提を理解し合いながら、マーケティング視点とクリエイティブ視点を融合。議論の中では、国や文化による消費行動の違いに気づいたり、AIを活用した分析やアイデア創出を行ったりと、多様性そのものがブランド開発の原動力となっています。

    目次

    学生の声

    【中国出身】ゲン ユカさん、シン カエイさん

    日本の学生と組み、世界的にブームとなっている抹茶をベースに新しいスイーツブランドを考えています。文化背景の違いが刺激となり、ブランドの考え方が深まっています。

    【中国出身(後列)】ミョウ シキさん、コ キンウさん
    【ベトナム出身(前列)】・チュオン ミン ゴックさん、ズオン フエン アインさん

    中国とベトナムは、若者文化については似ていますが、味覚にはけっこう違いがあります。例えばミルクティーだと、ベトナムは甘めが人気で、中国はもう少しすっきりした味が好まれる印象です。チームで意見を出し合う中で、お互いの文化の違いが見えてきて面白いです。グループワークを通じ、互いに理解を深めながら日本に“ありそうでなかった”ブランドを企画しています。

    【後列】佐藤秀喜さん、時川大空さん、金原颯さん
    【前列】小松優介さん、田中結人さん、梅崎偉空さん、小畠有温さん

    硬式野球部とダンス部のメンバーが中心で、自分たちらしい視点でブランドづくりに挑戦しています。アイデアが行き詰まることもありますが、チームワークで乗り越えています。

    【中国出身】チョウ カヨウさん、リュウ ケンキンさん、カク カキさん、サン タクトさん

    私たちは、全員中国人留学生メンバーでグループワークをしています。ブランド戦略の中で出てくる専門的な日本語が分からないこともありますが、毎回楽しく授業に参加しています。

    ラグビー部の仲間とプロテインのリブランディングに挑戦しています。競合が多く、ターゲット選定が難しいですが、日本人メンバーの支えもあり、理解が深まっています。

    ブランド戦略論では、こうした「実践知」をベースとした学びを通じ、社会課題の解決に挑む次世代の人材育成を進めています。本授業から、地域や国境を越えて新たな価値を創造するブランドが生まれることを期待しています。

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