【現代経営学科】150周年の学び舎に最後の贈りものをーSDGs・4育プロジェクトがつないだ感謝と未来

10～11月「SDGｓ・4育プロジェクト」を実施！

IPU・現代経営学科 赤木ゼミでは、学生がチームに分かれ「社会（地域）課題解決・SDGsへの取り組み」を推進しています。福武教育文化振興財団の助成事業・大学生アクション助成として採択された「IPU・チーム4め〜ん」が「SDGｓ・4育プロジェクト ～閉校になる小学校で楽しい思い出を～」を実施しました。このプロジェクトは、今年度をもって閉校になる赤磐市笹岡小学校の児童たちとともに、彼らの思い出作りとして、「SDGs出前授業・4育プロジェクト」と地域活性化のための「感謝祭」をお手伝いするものです。

「SDGsと食品ロス削減」の出前授業

10/8、15日の2回、赤磐市笹岡小学校で、「SDGsと食品ロス削減」の出前授業をしてきました。まずは宿題を一緒に済ませ、それから「SDGsと食品ロス」の授業をしました。低学年の児童に感想を聞くと、「私たちひとりずつ、毎日おにぎり1個分の食品ロスをしていることを知りました」「食品ロスがSDGsの目標の12番目だということを知りました」との声が寄せられました。

それから赤木ゼミの自信作「SDGs・コノヒトカンかるた」を使って、「SDGsと食品ロス」を学びました。1回の遊育の予定でしたが、賑やかに盛り上がり、「もう1回！」のリクエストに応じ、2回目を実施。10月15日の2度目の授業では、1週間練習した成果として、みんな絵札を取るのが早くなりました。

かるた終了後は、食品ロス削減を目的に作られた「コノヒトカン」缶詰を混ぜごはんやミネストローネとともにお召しあがりいただきました。空き缶は、穴開けして、ハーブや花の苗を植えて完全アップサイクルです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「感謝祭」防災カレー作りと「コノヒトカン・ミートローネ」の提供

11月2日、150年の歴史ある小学校の閉校を目前に、その小学校で児童達を見守り育んでいただいた地域の皆様に感謝の思いを伝える感謝祭が開催されました。出前授業で仲良くなった児童達は、獅子舞などでもステージを盛り上げていました。

「IPU・チーム4め〜ん」は、コノヒトカンアイデアコンテストで優秀賞を受賞した「IPU・チームこのひと手♡」と合同で、防災カレー作りに協力したり、そのコンテストでの副賞でいただいたコノヒトカン缶詰（肉缶）を活用した、温かいスープ「コノヒトカン・ミートローネ」約120杯をガーリックラスクと共に、無料提供したりしました。

15時から提供を始めたカレーもスープも、陽が落ちる頃には完食となり、皆さんに喜んでいただくことができました。空き缶に植えたハーブやお花のプレゼントも喜んでいただき、賑やかな盆ダンスで盛り上がった感謝祭でした。

IPU・環太平洋大学では現代経営学科を中心に、学生が主体となって産官学連携事業として、社会（地域）課題解決・地域活性化やSDGsを推進するプロジェクトを実施しています。探究学習で同様の課題に取り組んできた高校生の皆さん、現代経営学科の学びに触れてください。